「スマホやめて!」が消える 石塚英彦の“10分読み聞かせ”が小学生に刺さる理由(わけ)

【前編】温暖化について考えるえほん 『あちちち地球とだいじなやくそく! ~ニコとサクの大冒険~』発売記念!  公式・読み聞かせに登場する石塚英彦さんにインタビュー

石塚英彦さん
絵本の世界に静かに入り込む石塚英彦さん。声のトーンひとつでニコの心を描き出す。
撮影/大坪尚人
「読み聞かせが大切」だとわかっていても、毎日続けるのは本当に大変なものです。全国調査(※1)でも、子どもの成長とともに読み聞かせを続けられる家庭は、1割ほどまでに減っていくことがわかっています。
「読み聞かせが苦手」「時間がない」と感じるのは、決してあなただけではありません。

一方で、読書習慣は語彙力に20~40点以上の差が出るともいわれています(※2)。本を好きになってほしい。でも、毎日読み聞かせる時間がない──。
そんなとき、動画による読み聞かせを取り入れてみませんか。

絵本の主人公は“嫌われ者”

国連の「1.5℃の約束」メディアコンパクトから、温暖化について考えるための初の絵本『あちちち地球とだいじなやくそく!』が2月24日に発売されます。この絵本の主人公は、地球温暖化の原因として知られる“二酸化炭素”。

一風変わった設定ですが、嫌われ者の二酸化炭素“ニコ”は、「自分は悪い存在なのかもしれない」と悩み、孤独を感じて世界へ飛び出します。そこで仲間と出会い、自分の役割を少しずつ知っていくニコ。

読み進めるうちに、「温暖化」という難しいテーマが、いつの間にか“自分ごと”として感じられる──。この物語には、誰かを悪者にせず、未来を考えるため、深くてあたたかなやさしさが込められています。

今回、この絵本の読み聞かせ動画を届けてくれたのは、『モンスターズ・インク』でサリー役を演じた石塚英彦さん。収録では、ニコの切なさや仲間との出会い、冒険の臨場感を、豊かな声の表情で演じ分け、スタジオ全体を物語の世界に引き込みました。

なぜ今、“嫌われ者”を主人公にした物語が必要なのか?
そして石塚さんが読み聞かせる“地球の声”とは──。
絵本が伝えたいメッセージや読み聞かせ動画収録の裏側、さらに未来を担う子どもたちへの思いまで、たっぷりと語っていただきました。

※1ベネッセ教育総合研究所「幼児期の家庭教育調査(2018)」
※2語彙力・読解力調査(東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所による共同実施)
あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクの大冒険
『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクの大冒険』
発売日:2026年2月24日
定価:1870円(税込)

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