初心者向けセキセイインコの「飼い方ガイド」言葉の教え方から爪のお手入れまで

動物学者・今泉忠明先生に聞く「はじめてのペット」第5回

動物学者:今泉 忠明

おうち時間が増えた昨今、動物を家族に迎えたい人も増えています。

しかし、動物を迎える前には、動物の特徴や必要なものを、事前にきちんとおさえておくことが重要です。そこで「ざんねんないきもの」シリーズの監修もされておられる動物学者の今泉忠明先生に、生きものの特徴や習性を教えていただきました。

今回は、セキセイインコ! お掃除やえさなど、注意するポイントをお届けします。

セキセイインコってどんな生き物?

写真/iStock
・好奇心旺盛な性格

・目や耳がとても良い

・爪やくちばしは伸び続ける

・足の指は、前と後ろに2本ずつ。物を摑みやすいです

・とても人なつっこい


体長:20cmくらい
体重:30~40グラム

言葉を教えると お話しできちゃうかも!

インコがおしゃべりするようになるには、毎日のコミュニケーションが大切です。

きちんとしたお世話はもちろん、愛情をたっぷり注いで遊んであげましょう。

言葉を教えるときは視線を合わせて、短い言葉をゆっくりと繰り返すこと。インコも飼い主の口元をじーっと観察しています。

個体に合わせて、無理強いはしないようにしましょう。

お迎えする前に準備するもの

写真/iStock イラスト/下間文恵
ケージは、人の目の高さくらいの、少し高い場所に置こう!

・ケージ
:いろんなところをよくかじるので、金属製のものがおすすめ。においに敏感だから、キッチンの近くには置かないで。

・青菜入れ:少し水を入れて、青菜がしおれないようにしましょう。

・水入れ:口が広いものは、水浴びや糞で汚れがちなので、注意して。

・止まり木:鳥の足場。多くの時間をこの上で過ごします。

・えさ入れ:穀物の種が合わさった、専用の餌をえさ入れの半分くらいまで入れましょう。

・おもちゃ:つついたり、乗ったりして遊びます。あとから入れると嫌がるので、最初から入れておきましょう。

・床:新聞紙などを敷いて、お掃除をしやすくしましょう。

・入り口を留めておく:くちばしで開けてしまうことがあるから、洗濯バサミなどで留めておこう。

さっそくお世話してみよう

注意すること

写真/iStock
・触られることをとっても嫌がるので、触りすぎないようにしましょう。

・くちばしと爪は伸び続けるので、定期的に病院でお手入れしてもらいましょう。

・冬は特に温度調節が必要です。
子どもと一緒に、楽しく育てられる生き物は、他にもいっぱい!

ぜひ、調べてみてください。
監修/今泉忠明 イラスト/下間文恵 構成/富岡ゆかこ

※このページのインコは全て、「セキセイインコ」を示します。
いまいずみ ただあき

今泉 忠明

Imaizumi Tadaaki
動物学者 日本動物科学研究所 所長

1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)をはじめ、著書、監修書多数。『MOVEまぼろしの生きもの』『MOVEはじめてのずかん みぢかないきもの』『MOVE危険生物 超クイズ図鑑』監修など。

1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)をはじめ、著書、監修書多数。『MOVEまぼろしの生きもの』『MOVEはじめてのずかん みぢかないきもの』『MOVE危険生物 超クイズ図鑑』監修など。