大人になっても手のひらサイズ! ピグミーマーモセットの驚きの特徴は? 「とってもふしぎ! おどろきのいきもの」
世界最小クラスの小さなサル・ピグミーマーモセットの3つの驚きポイントを紹介!
2022.04.20
動物学者:今泉 忠明
今回は、ピグミーマーモセット! 小さすぎる見た目など、不思議でびっくりな特徴をお届けします。
ピグミーマーモセットってどんな生き物?
・とっても小さい、手のひらサイズのサル
・お父さん、お母さん、子どもたちで、小さい群れをつくります
・川沿いの木の上で、暮らしています
・野生では、樹液や昆虫、果物を食べます
体長:12〜16cm、しっぽの長さは約20cm
生息地:南アメリカのコロンビア、ペルーなどの熱帯雨林
【驚きポイント①】 赤ちゃんは 大人の手の指くらいの大きさ!
生まれたばかりの赤ちゃんは、10cmより小さいんです。
【驚きポイント②】 とっても かしこい!
このように、未来のことを考えた行動をとる動物は、人間とピグミーマーモセットだけと考えられています。
【驚きポイント③】 家族みんなで 子育てをする!
赤ちゃんは、生まれて2ヵ月近く経つと、一人で食べ物を取りに行くようになります。
ぜひ、動物園に観察に行ってみてください。
監修/今泉忠明 イラスト/下間文恵 構成/富岡ゆかこ
今泉 忠明
1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)をはじめ、著書、監修書多数。『MOVEまぼろしの生きもの』『MOVEはじめてのずかん みぢかないきもの』『MOVE危険生物 超クイズ図鑑』監修など。
1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)をはじめ、著書、監修書多数。『MOVEまぼろしの生きもの』『MOVEはじめてのずかん みぢかないきもの』『MOVE危険生物 超クイズ図鑑』監修など。