中学1年生におすすめ! 読んでおきたい青い鳥文庫名作ガイド【2025年版】

編集部厳選! 入学・進級・卒業のプレゼントや読書感想文にぴったりな本をご紹介

青い鳥文庫編集部が選んだ【中学1年生】におすすめの青い鳥文庫作品を5作ご紹介します。日本の名作や青い鳥文庫オリジナルの人気小説まで5つをセレクト。プレゼント選びの参考にも! 読書感想文にぴったりな本も見つかるかも?
※紹介している学年はひとつの目安です。興味を持った本があれば、どれでもお楽しみください!

中学1年生|新しい毎日と、自分の気持ちに向き合うときに

友だちとの距離感、家族とのすれちがい、自分の得意・不得意……。悩みやモヤモヤに寄り添ってくれるような作品が心に響く時期。“今の自分”に寄り添ってくれる一冊をぜひ見つけてください。

感想文や推薦図書としても使いやすい「考えさせられる名作」もおすすめです。

『14歳の水平線』

作:椰月美智子 絵:またよし

中二病を、自分でも自覚している加奈太は、家でも学校でもなにかとイラついてしまう日々を過ごしていた。
そんな中、夏休みに、父親の故郷の島で、中2男子限定のキャンプに参加することになる。
初対面6人の共同生活は普段の生活とは違うことばかりだった。

一方、シングルファーザーである父親の征人は、思春期の加奈太の気持ちをうまくつかめずすれ違う日々になやんでいた。
加奈太と共にやってきた島では、たちまち30年前の日々に引き戻されてゆく。
自分自身の父親を亡くした、あの暑い夏へと──。

14歳の息子と、かつて14歳だった父親。
だれにでも忘れられないたった一度の「14歳の夏」がある──。

「星カフェ」シリーズ 全7巻

作:倉橋燿子 絵:たま

『星カフェ 「わたしは、わたし」と思えたら』

「わたしなんて」と、くらべて落ち込む日々に、さよならしたい!
「わたしは、わたし」と思えたらいいな。

わたしは、水庭湖々(ココ)。中1。
双子の姉・流々(ルル)は、明るくて運動神経バツグン。自慢の姉なの! わたしは夢中になれることも得意なこともないし、うまく人とつきあえない。ルルと間違われては、「ちがうほうだった。」とがっかりされて。

そんなある日、ルルが、スケボー仲間の男の子を家に連れてきた。それから少しずつ、わたしの毎日が変わりはじめた。なのに、思わぬ事件に巻きこまれることに……!
ガンバレ、わたし。顔を上げて、一歩踏み出すんだ。

内気なココの、恋と友情を描く新シリーズ、スタート!

「エトワール!」シリーズ

作:梅田みか 絵:結布

『エトワール! 1 くるみ割り人形の夢』

主人公はバレエが大好きな小学校5年生・森原めい。同じバレエ教室の友達には南と梨央がいる。ある日、NYから帰国子女の杏樹が転入してきた。杏樹はかわいくてスタイル抜群、それにバレエも上手い。

次の発表会は「くるみ割り人形」、希望者の多い役はオーディションで決まる。めいは主役のクララに挑戦することに。しかし、めいにはひとつの悩みがあった──。

発表会に向けた少女たちの努力と葛藤を軸に物語は展開していく。

夢に向かって頑張るめいの成長を描く、本格バレエ物語!

『坊っちゃん(新装版)』

作:夏目漱石 編:福田清人 絵:にしけいこ
夏目漱石の名作が、新装版で登場! 痛快で爽快なユーモア小説!

純情な江戸っ子の坊っちゃんが東京から中学の先生として、はるばる四国へ。坊っちゃんの新人教師生活は? 夏目漱石のユーモア小説の傑作! 現代仮名づかいに改め、表現に説明を加えたり、文章を省略したりするなどして、小・中学生に読みやすいよう変更を加えています。

『ノーベル 未来へのメッセージ』

文:大野進 絵:藤原カムイ
ノーベルは1833年にスウェーデンに生まれた科学者で、アメリカで物理、化学を学び、強力な破壊力のダイナマイトを発明しました。ダイナマイトはやがて武器にも使われるようになります。晩年世界平和への貢献を願うようになったノーベルの遺志によって、その莫大な遺産はノーベル賞として実を結びました。
青い鳥文庫にはこのほかにも、オリジナル作品から日本や世界の名作、ノンフィクションやノベライズ、伝記までたくさんのジャンルの本がそろっています!

あなたのお気に入りを見つけてみてください!