嵐山光三郎の徒然草・三木卓の方丈記

著:嵐山 光三郎   著:三木 卓   解説:三木 紀人   解説:小林 保治  

発売日 2001/09/20
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN-13 9784062545525
判型 四六
ページ数 256ページ

読みたかった古典の名作を、この1冊で味わう!
第一線で活躍する作家陣が手がけた古典現代語訳の決定版シリーズ!

嵐山・三木、両氏の手による随筆の名品。
鎌倉時代に書かれた随筆文学の名品2作。嵐山光三郎・三木卓の名手ふたりが、それぞれの持ち味をいかして料理した現代語訳。この1冊でその魅力を堪能。

徒然草 序段 たいくつしのぎに 第一段 この世に生まれてきたからには 第二段 むかしの教えを忘れてはいけない 第三段 恋愛の情がわからない男は 第四段 仏から遠ざかってはいけない 第五段 これが理想の生活 第六段 子どもはなくてもいい 第七段 人間は、いつ死ぬかわからないから 第八段 人の心はおろかなものだ 第九段 女性に心をまどわせると 第十段 理想の家とは 第十一段 みかんの木 第十二段 心が通じあう人と話したい 第十三段 読書のすすめ 第十四段 すぐれた歌とは 第十五段 旅の楽しさ 第十六段 神楽 第十七段 山寺にひとりでこもり 第十八段 生活は質素に 第十九段 季節のうつりかわりの中に身をおくと 第二十段 空があたえてくれるもの 第二十一段 自然の味わいぶかさ 第二十五段 世の中は変わりやすいから 第二十六段 恋は心のなかにさく花 第二十七段 天皇の代が変わると 第二十九段 静かにもの思いにふけると 第三十段 人が死んだあとほど…… 第三十一段 雪が降った朝のこと 第三十二段 月夜にあった人 第三十三段 有職ということ 第三十五段 文字がへたでも 第三十六段 恋人からの手紙 第三十七段 いつもとちがう人 第三十八段 名誉やお金もうけに気をとられてはいけない 第三十九段 法然上人 第四十段 へんな娘 第四十一段 木の上で眠る坊主 第四十三段 気にかかった青年 第四十五段 堀池の僧正 第四十六段 強盗法印 第五十段 鬼が出た 第五十二段 石清水八幡宮 第五十三段 ウケをねらって…… 第五十四段 趣向をこらしすぎると…… 他 方丈記 川の流れはいつも新しい水にかわっている 焼きつくした安元の大火 治承のつむじ風のおそろしさ 遷都がもたらした変化 養和の飢饉のすさまじさ もっともおそろしいのは地震 人はどこに、どう住めばいいか わたしが僧になるまで わたしがむすんだ庵のこと 庵暮らしの楽しさ 庵で思うこと

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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