
りりかさんのぬいぐるみ診療所 空色のルリエル
| 発売日 | 2021/11/04 |
|---|---|
| 価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
| ISBN-13 | 9784065249277 |
| 判型 | A5 |
| ページ数 | 130ページ |
りりかさんは、てんくまとちびくまが大好きで、どこへだって連れて歩き、朝起きてから夜ねむるときまで、いつも一緒でした。けれども、ぬいぐるみのからだというのは、思っていたほど丈夫なものではありませんでした。かわいがればかわいがるほど、やぶけたり、ほつれたり、よごれたりしてしまうことに、小さいりりかさんは気づいてしまったのです。
そこで、りりかさんは大人になると、洋裁学校に入学して、じゅうぶんな知識と技術を身につけました。そうして、ぬいぐるみを愛する人たちが、いつまでも幸せにくらしていけるように、こわれたぬいぐるみを治療するための「りりかぬいぐるみ診療所」を開いたのです。
場所は、美しい高原の森のなか。いちばん近い町から、一時間ほどバスにゆられたあと、さらにバス停から三十分ほどあるいたところに、りりかぬいぐるみ診療所はありました。古い別荘を改築して作られたその診療所の周りには、しらかばや、ぶなや、くりの木がはえ、天気のいい日には、鳥や、りすや、野うさぎなどが、ひょっこり顔を出すこともありました。
そんな山の中にあるにもかかわらず、どこでうわさをきいたのか、りりかさんのもとへやってくる患者さんは、あとをたちませんでした。りりかぬいぐるみ診療所にぬいぐるみをあずけると、どんなにぼろぼろになったぬいぐるみでも、まるで生まれかわったように、いきいきとしたすがたでもどってくると、もっぱらの評判だったからです。
りりかさんは、ぬいぐるみを直す腕がいいということのほかは、とくにかわったところもない、ごくふつうの女性に見えました。けれどもたった一つだけ、りりかさんには、だれも知らないひみつがあったのです。いったいどんなひみつなのかは……物語を読み進めていくうちに、すぐにわかることでしょう。
さあ、今日もりりかぬいぐるみ診療所に、患者さんがやってきたようです。(本文より)
もくじ 1 空色のルリエル 2 おしゃべりリッキー 3 思い出のかめごろう 4 真夜中のちいさな訪問者
この作者の書籍
はりねずみのルーチカ まよいこんだフェリエの国
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
フェリエの森にまよいこむ”人間のこども”。学校に行きたくなかった女の子が自分を取り戻すまで。シリーズ完結巻!
りりかさんのぬいぐるみ診療所 思い出の花ちゃん
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
幼いころの大切な思い出をよみがえらせてくれる文化人形の花ちゃん。心を癒し、優しい気持ちになるぬいぐるみ物語。
わたしのともだちポルポちゃん
文:もとした いづみ 絵:北見 葉胡
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ほたるになった天使
文:かんの ゆうこ 絵:たなか 鮎子
地上に降りたち、青く澄んだ瞳の娘と出会った天使は、神さまとの約束破ってしまいます。ルーマニアの言い伝えをもとにした物語。
マルーシカと12の月
文:かんの ゆうこ 絵:たなか 鮎子
ふぶきの夜、森のおくで少女がであった奇跡。『森は生きている』の名でもスラブ民話をもとにした、少女と12の月の精霊たちの物語。
えほん はりねずみのルーチカ
文:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
フェリエの国にすむはりねずみのルーチカ。ある日、ふえの音にさそわれて、森のおくへはいっていくと……。仲間たちとの楽しいお話。
ちょっとおんぶ
作:岩瀬 成子 絵:北見 葉胡 装丁:丸尾 靖子
ある日つきちゃんは地面のもりあがりにつまずいて転んでしまいます。すると、地面の中から「ちぇっ。」と小さい声が聞こえてきました
白うさぎと天の音 雅楽のおはなし
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雅楽の三つの管楽器、「笙」「篳篥」「龍笛」。それぞれの楽器の由来をもとにした神秘的な三つのお話を、東儀秀樹のイラストとともに
はりねずみのルーチカ ふしぎなトラム
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
魔法のきのこの輪に入って小さくなってしまったルーチカ達が、小さい生き物たちと助け合いながらミクロの世界を大冒険します
はりねずみのルーチカ 星のうまれた夜
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
ルーチカは、夜空にキラキラをかざって、仲間たちに星空をプレゼントしようと考えます。クリスマス気分がいっぱいのシリーズ最新作!
はりねずみのルーチカ カギのおとしもの
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
ある日ルーチカは「お○○○○○ください」と書いてある、虫食いの葉っぱつきの鍵を拾い、皆でその鍵の持ち主を探すことに。
はりねずみのルーチカ ハロウィンの灯り
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
かぼちゃランタンや仮装を楽しむルーチカたち。異界との扉が開き不思議な友だちに出会う。友情、親子愛、温かい気持ちになる童話
ソラタとヒナタ ともだちのつくりかた
作:かんの ゆうこ 絵:くま あやこ
優しいくまのソラタと、天涯孤独で愛情を知らないきつねのヒナタがともだちに。『はりねずみのルーチカ』かんのゆうこ氏待望の新作!
ソラタとヒナタ みえない星空
作:かんの ゆうこ 絵:くま あやこ
ある日ソラタは食いしんぼうのイタチに出会い、パンと引き替えに、じょうずに育てるとそのうち言葉を覚えるという石をもらいます。
はりねずみのルーチカ 人魚の島
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
あるあつい夏の日、船で島を目指し、キャンプをすることにしたルーチカたちは、流れついた島でふしぎな少年に出会います!
はりねずみのルーチカ トゥーリのひみつ
作:かんの ゆうこ 絵:北見 葉胡
フェリエの国には、宝の石がかくされていて、国を守ってくれているという伝説があります。そんなとき、旅人の手品師がやってきて……
ソラタとヒナタ おはなしのバトン
作:かんの ゆうこ 絵:くま あやこ
ソラタとヒナタはおおにぎわいのフリーマーケットへでかけてうきうき。ふたりがこわそうなオオカミさんから買ったおもちゃは・・・?
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