保健室経由、かねやま本館。4

著:松素 めぐり   イラスト:おとない ちあき  

発売日 2022/01/27
価格 定価:1,540円(本体1,400円)
ISBN-13 9784065267622
判型 四六
ページ数 226ページ

※このシリーズは1巻完結型です。基本的には、どの巻から読んでも楽しめます。でも、第1巻から読むと、もっと楽しめると思います。

かねやま本館の”ウラ側”が、明らかに……!
妖しげな女将とおいしいごはんで、いま、いちばん中学生を癒やしている、「かねやま本館。」シリーズ第4巻!

〇このシリーズここがすごい!
・書店員さん、司書さん、子どもたちからのアツい支持!
・受験テキストにも多数使用!
・シリーズ全巻ゾクゾク重版!
・第60回講談社児童文学新人賞受賞(1巻)
・第50回児童文芸新人賞受賞(1~3巻)

〇みんなからのアツい要望がゾクゾク届いて続刊決定!
大人向けにも文庫化希望の癒やし本です!――うさぎや矢板店 山田恵理子さん
本当に疲れたら、ゆっくり休んでいいんだよ、力を少しでも蓄えたらジャンプして浮上できるよ……と思える読後感。――宝塚市立中山五月台小学校 学校司書 崎山さん
教室の生徒も夢中になって読んでいます。読書初心者にも本が大好きな人にもおすすめします。――大手進学塾 現役教室長 akiraさん
中学生の頃に欲しかった言葉が、保健室で伝えたかった言葉が、この1冊にあふれてる。――元・養護教諭 にじいろさん

〇ひとつでもあてはまる子は、必読!
□ 自分は、不器用なほうだと思う
□ 友だちの作り方を知りたい
□ 大切な人がいる
□ 「自分」を好きになりたい
□ 湯治場(トージバ)って、なに?
□ 「かねやま本館」のウラ側をのぞきたい!

〇4巻あらすじ
「ここで、働かせてもらえませんでしょうか?」
あやしげな住民が営む、不思議な湯治場「かねやま本館」。
愛する孫を救うため、従業員になりたいと申し出たクジョーが見たのは…!?
第4巻では、今まで隠されていたかねやま本館の裏側が明らかに…!

心優しいおじいさん・クジョーは、不器用な孫・朋佳を残して死んでしまったことが気がかり。
そんなクジョーにみんなが教えてくれたのは、悩める中学生が集まる湯治場「かねやま本館」。
ここなら朋佳がやってくるかも!と思ったクジョーは、かねやま本館を営む小夜子さんとキヨに「かねやま本館の従業員になりたい」と言いに行くが……。
第4巻では、舞台はなんと死後の世界! 「かねやま本館で出てくる料理はどうやって作られているのか?」「お湯はどのように入れ替えているのか?」「銀山先生はどうやって第二保健室に来ているのか?」「どうしたら、従業員になれるのか?」「従業員側のルールって?」など、従業員になりたいクジョーといっしょに「かねやま本館”ウラ側”の謎」に迫っていく。

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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