しごとってなんだろう

作・絵:細川 貂々  

発売日 2024/11/07
価格 定価:1,980円(本体1,800円)
ISBN-13 9784065359693
判型 B20取
ページ数 36ページ

映画化もされた『ツレがうつになりまして。』ほか心をテーマに数多くのベストセラーを描いた、細川貂々氏による、「こころってなんだろう」シリーズ第3弾。「しごと」とはわたしたちにとっていったい何なのか。かわいいマンガと直筆のやさしい書き文字でわかりやすく教えてくれます。
皆様のレビューより・・
大人の私もずっと知りたかった答えをくれる本。苺のショートケーキも沢山の人がしごとをしてくれるから、私たちのところに届く。図書館も?そうだよね!私はだれに何を届けられるんだろう。明日、しごとに行くのが楽しみだ。/「仕事やねん。ごめんね。」と、いつも言っている気がします。こどもともう少し話をしたいなぁと思う絵本でした/仕事をどう選ぶのか?仕事の役割って何なのか?そもそも仕事ってそこまで大事なことなの?いろんなことを考えさせられる本です。これは、すべての大人に読んでもらいたい。/順を追ってわかりやすく「言われてみれば確かに!」と腑に落ちる内容。共働き家庭が増えた今、子どもにも身近、かつ、類書の少ない、ニーズのある本。この本を読んだ子どもたちの選択が、将来の明るい仕事選びにつながりますように。/子どもが感じる仕事の疑問を解いていく内容。幼稚園や小学生低学年にぜひ読ませたい/誰かのためにすることが、巡って自分のことになる。この本によって伝わって欲しいなと思います。/みんながとくするようにしごとをするにはどうしたら良いのか、自分はどんなしごとにすればいいのか、短いストーリーのなかに含蓄が詰まった一冊。/「しごと」や「こころ」に振り回されてるって思うときは本当にたくさん。他の人のことは「100%はわからない」からじゃないでしょうか。生きてる限り、失敗はつきもので大事なのは、そこで、折れるか折れないか。折れないこころを持つためには、前作『こころってなんだろう』に、ヒントが、折れない仕事の選び方はこの『しごとってなんだろう』に、そのヒントが!/大人にも改めてそのテーマを見直すきっかけになる大好きなシリーズ。今回は「仕事」。仕事と心を繋げて考えることで、よりよく理解できる。仕事を通して誰かに喜んでもらえれば、こんな幸せなことはありません。子どもたちは自分に引きつけて考えを深めていくでしょう。/「こころ」と「しごと」のなりたちについてとてもわかりやすく描かれていた。子どもたちが将来どんな「しごと」をしたいと思うのか、どうやったらその「しごと」ができるようになるのか、自分の「スキ」をたくさん集めて可能性を広げてほしい。/子どもが、仕事を具体的にイメージする手助けになる本だ。/ケーキ屋さんを例に説明されているところがわかりやすかった。たくさんの人の支えがあって生活ができていると改めて実感。ちいちゃんの理解が進み、最後には仕事の怪物がいなくなって良かったね。

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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