0・1歳児「赤ちゃんの鼻水・鼻づまり」5段階の受診の目安と7つのケア方法 小児科医が解説

「0・1歳児の赤ちゃんのホームケア」#5「鼻水・鼻づまり」

小児科専門医・アレルギー専門医:岡本 光宏

受診する目安

次に、赤ちゃんに鼻水や鼻づまりの症状があるとき、小児科を受診するかどうかの目安を段階別に紹介します。

〈様子見でOK!〉
・鼻水・鼻づまりの症状はあるけど、せきは出ない

〈小児科を受診〉
・鼻がつまっていて鼻呼吸ができない
・母乳・ミルクを飲みにくそうにしている
・鼻がつまって眠れない
・食欲がない、せきこんで吐く
・せき・鼻水・鼻づまりが10日以上続いている
・鼻水・鼻づまりに加え、発熱、下痢、嘔吐などの症状がある

イラスト/オヨネ
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〈時間外でも急いで受診を〉
・水分がとれない
・唇が紫に変色している

〈受診の準備〉
・鼻水が出るときの状況を確認する
・熱を測っておく
・機嫌が悪くないか、食事・水分・睡眠はとれているかを見る
・下痢や嘔吐、発疹など鼻水以外の状態をチェックしておく

「風邪を引くと、症状が10日くらい続くのが一般的です。鼻水・鼻づまりが続いても、嘔吐などの症状がなければ10日くらいは様子を見てもいいでしょう」(岡本先生)

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