
“子育て支援”が受けられない! 【闘病ママ】の子育てに「申請・無理解・制限」の“高すぎる壁”
第2回「闘病ママの子育て」~届かない子育て支援編~
2025.09.29
一般社団法人「てくてくぴあねっと」代表:うえやま みか
公的なサービスが使えないなら、民間のサービスを使う選択肢もあります。
「でもこれは最後の手段。一時的な疾患と違い、難病などは一生つきあう病気です。必要なときに使い続けていたら、家計が立ち行かなくなります。
そもそも病気がある時点で仕事が制限され、思うように稼げない。発症後、転職や退職を余儀なくされ、わずかな就労時間で得た生活費も、痛みに耐えられずタクシーを使うなどして飛んでいきます。
そこに、子育て支援への出費がかさむと、一時的には助かっても経済面の不安が大きくなったり、健康なパートナーが収入を増やそうと労働時間を増やし、さらにご自身のワンオペ時間が増えてしまうという悪循環に陥ります」
うえやまさんは「せめて公的制度の利用の枠が広がれば」と惜しそうに語ります。
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制度にも頼れず、ときには理解のない声が突き刺さる。次回の第3回では、「親の役割」とどう向き合っているのか、聞きました。
取材・文/桜田容子
てくてくぴあねっとHP https://tekutekupeer.com/
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桜田 容子
ライター。主に女性誌やウェブメディアで、女性の生き方、子育て、マネー分野などの取材・執筆を行う。2014年生まれの男児のママ。息子に揚げ足を取られてばかりの日々で、子育て・仕事・家事と、力戦奮闘している。
ライター。主に女性誌やウェブメディアで、女性の生き方、子育て、マネー分野などの取材・執筆を行う。2014年生まれの男児のママ。息子に揚げ足を取られてばかりの日々で、子育て・仕事・家事と、力戦奮闘している。
うえやま みか
1歳で小児リウマチと診断されてから、リウマチの治療を続けている。現在(2025年9月)はフルリモートで事務的な仕事と、てくてくぴあねっとの事務局業務を兼務。 2021年11月「てくてくぴあねっと」を立ち上げ、病気を抱えながら子育てをする人たちと情報交換し悩みを打ち明け合えるオープンチャットやオンラインカフェを設けた。 夫、長男(2016年生まれ)、次男(2020年生まれ)と4人暮らし。 ●てくてくぴあねっとHP
1歳で小児リウマチと診断されてから、リウマチの治療を続けている。現在(2025年9月)はフルリモートで事務的な仕事と、てくてくぴあねっとの事務局業務を兼務。 2021年11月「てくてくぴあねっと」を立ち上げ、病気を抱えながら子育てをする人たちと情報交換し悩みを打ち明け合えるオープンチャットやオンラインカフェを設けた。 夫、長男(2016年生まれ)、次男(2020年生まれ)と4人暮らし。 ●てくてくぴあねっとHP