

日本最大級の掲示板サイト「2ちゃんねる」をつくったプログラマーであり、現在は実業家、インフルエンサーとしても活躍するひろゆき(西村博之)さんが、子どもたちにプログラミングの基礎を教える『ひろゆき式 10歳からのプログラミング入門』(講談社)を出版。
「プログラミングができるようになるには、自分の手でプログラミングを打つしかない」と断言するひろゆきさんらしく、本書はいきなり「HTML」や「JavaScript」といった言語を学ぶ内容になっています。
ひろゆきさんのプログラミングへの考え方、トカゲに夢中だった子ども時代に学んだことなどを【全2回】でお届けします。
1回目/全2回
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ひろゆき(西村博之)
1976年、神奈川県生まれ。中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。YouTubeの公式チャンネル登録者数は158万人を超えるインフルエンサーでもある。『僕が親ならこう育てるね』(扶桑社)、『プログラマーは世界をどう見ているのか』(SB新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)など著書多数。
目次
最初から「本物」を使わせれば良くない?
──過去には大人向けのプログラミング本も出しているひろゆきさんですが、子ども向けのプログラミング本は初。
多くの子ども向けプログラミング学習では、ブロックを組み合わせるなど視覚的にわかりやすい「Scratch(スクラッチ)」などのビジュアルプログラミング言語を使うことが多いですが、
この本ではいきなりWeb制作やシステム開発に使う「HTML(エイチティーエムエル)」や「JavaScript(ジャバスクリプト)」を学ぶ内容になっています。
ひろゆきさん:「プログラミングができるようになるには、自分の手でプログラミングを打つしかない」が僕の持論です。
「Scratch」は取りかかりやすいのかもしれませんが、結局「Scratch」の中でしかプログラミングができないので、「次はブログを作ってみたい」と思い立っても、それは難しいんですね。
それなら、最初からHTMLファイルを作ったほうが話が早いのではないかと思ったのです。