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                  アリのエサには動物性たんぱく質も大事
エサには、果物やカブトムシ用のゼリー、死んだばかりのバッタやコオロギなどをあげます。2〜3日に1回くらいの頻度であげます。
「果物は、リンゴやバナナ、ブドウ、モモなどの水分が多くて甘いものが好きです。それだけではダメで、動物性たんぱく質も必要。野外でもアリは小さな虫をたくさん食べています。
飼うときも虫をエサにあげると女王アリがたくさん卵を産むので、働きアリが増えるんです」
とはいえ、バッタやコオロギを捕まえるとなると、ハードルが高い人もいます。
「虫をあげるのが難しい人におすすめしているのが、クロナガアリです。クロナガアリは、種を主食とする種類です。インコが食べるような粟やひえなどを与えれば、働きアリが増えますよ」
 
                 
                クロナガアリの女王アリは4月ごろに結婚飛行をするとのこと。アリの種によって結婚飛行の時期は異なります。
「クロナガアリの女王アリは、結婚飛行の際にコンビニや街灯などには集まりません。日中公園に行くと、女王アリが地面を歩いていますよ。胸部に厚みがあって、腹部が丸く、翅(はね)の抜けた後があれば、クロナガアリの女王アリです」
 
                やりたいことをやっているから 将来の目標はあまりない
さまざまなアリを観察してきた島田さんに“今、会ってみたいアリ”を聞いたところ、悩む間もなく答えてくれました。
「アフリカにいるサスライアリという種です。サスライアリの中には、小さい働きアリから、クワガタみたいな牙の生えた大きな兵隊アリまで、見た目も役割も異なる多様な種類がいて、数百万匹もの家族になるんですよ。
この大群が川のような行列をつくって、アフリカの森をずんずんと進んで狩りをします。ヘビやトカゲなども食べるらしく、すごい迫力があるみたいです。サスライアリは定まった巣を持たず、周辺の生き物を食べ尽くすとまた違う土地へ行きます。
大所帯で暮らすサスライアリは、一時的につくる巣の規模も大きいので、その巣の中でほかの虫までが一緒に暮らしているそうです。この虫を研究している人もいますが、まだ解明されていないことがとても多く、今後新発見がある可能性もあります。
いつかアフリカに行って、サスライアリと一緒に暮らしている虫も探してみたいですね」
アリの魅力を縦横無尽に語ってくれた島田さん。ですが、今後の仕事の目標について聞くと「えーと……」と言葉をつまらせます。その理由は、じつに島田さんらしいものでした。
「つねにやりたいことをやってきているので、『お店を持ちたい』みたいな将来の目標みたいなものはあまりなくて。今のまま活動を続けていけたらいいなと思っています」
島田さんへのインタビューを通じて、アリの飼育や観察のおもしろさとともに、好きなことを突き詰めている人の魅力も感じることができました。
親子でアリの写真集を見て、その種類や生態を知ると、いつもの公園の景色が変わって見えるもしれません。
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取材・文/畑菜穂子
※島田拓さんのインタビューは全3回です。
#1 アリ探求家の仕事と好きを伸ばすヒント
 #2 都会の公園でアリを子どもと楽しむ方法



 
                
 
       
       
    







 
                  
 
                   
                   
                   
                   
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島田 拓
アリ探求家。アリ専門店「AntRoom」代表。1981年、東京生まれ。2001年にアリ通販専門「AntRoom」を開業。著書に『ぜんぶわかる!アリ』、『アリとくらすむし』(ポプラ社)、共著に『アリのくらしに大接近』、『アリの巣のお客さん』(あかね書房)、『アリのかぞく』(福音館書店)など。 アリ専門店「AntRoom」 ブログ「ありんこ日記」
アリ探求家。アリ専門店「AntRoom」代表。1981年、東京生まれ。2001年にアリ通販専門「AntRoom」を開業。著書に『ぜんぶわかる!アリ』、『アリとくらすむし』(ポプラ社)、共著に『アリのくらしに大接近』、『アリの巣のお客さん』(あかね書房)、『アリのかぞく』(福音館書店)など。 アリ専門店「AntRoom」 ブログ「ありんこ日記」