
「NO.6」名言総選挙【速報】あなたの推し「名言」に1票を〈投票受け付け中〉
いまのトップ3は?
2026.06.01
最新刊『NO.6再会#3』の発売が盛り上がりを見せるなか、シリーズの原点である「NO.6」の物語も、いまも多くの読者の胸に刻まれているのではないでしょうか。
今回#3の発売を記念して、読者のみなさんで選ぶ「NO.6」名言総選挙を開催いたします。本記事では、気になる選挙速報をどこよりも早くお届け。いま何が選ばれているのか……読者のみなさんが愛してやまない推しの「名言」に、ぜひ熱き1票をお願いします!
最新刊『NO.6再会#3』をチェック
「NO.6」名言総選挙速報! いまのトップ3は?
読者のみなさんと一緒に作る「NO.6」名言総選挙。この結果をもとに、「NO.6」シリーズの名言トップ5が決定されます。ここではいちはやく現時点(2026年6月1日10時集計)でのトップ3を抜粋して中間発表します!
全25候補のなかから、多くの票を獲得してトップ5に輝くのは一体どの名言なのか──。
\投票締切 6月5日12:00まで/
《第1位》 1758票
「再会を必ず、紫苑」
──ネズミ/『NO.6#9』より
こちらは、『NO.6#9』のこのシーンでのネズミのセリフ。
──あさのあつこ『NO.6#9』より 「4 消えろ、消えろ、束の間の灯火」p.201
「聞きわけのない子だね。いったい幾つにおなりだい」
笑いを含んだ女の声音だった。
「ネズミ、ぼくは本気で……」
唇が重なった。
熱く優しく、激しい口づけだった。
「これは……別れのキスか」
「誓いのキスだ」
ネズミが微笑む。
「再会を必ず、紫苑」
ネズミが背を向ける。ハムレットとクラバットがその肩に乗り、小さく鳴き交わした。
チチチッ。チチチッ。
風が吹く。
雲が流れる。
ネズミの後ろ姿が遠ざかる。
一度も振り向かなかった。
本はこちらから
《第2位》 842票
「きみに惹かれている」
──紫苑/『NO.6#2』より
こちらは、『NO.6#2』のこのシーンでの紫苑のセリフ。
──あさのあつこ『NO.6#2』より 「1 生と死と」p.24~25
「……あんたは、あの都市の上部をほんの少しめくって、そこの臭いを嗅いだだけじゃないか。それで、全部わかったようなことを言う。贋物だろうが見せかけだろうが、NO.6には、暖かな寝床もたっぷりの食べ物も清潔な水もある。完璧な医療設備、娯楽施設、教育機関。ここに住む者たちが、どれほど望んでも決して手に入らないものばかりだ。それに未練がないだって? 傲慢だよな。虫唾が走るくらい傲慢だ。でなきゃ噓つきだ」
息を吸い込む。肘掛けを摑んだ指に力をこめる。
「傲慢かもしれない……だけど、噓はつかない。ここがどんな場所であろうとも、ぼくはここで生きていきたい。逃亡版としてNO.6を追われたからじゃなし。そうでなくても……どんな劣悪な環境であっても、ここにいたいんだ」
「理由は? 噓でも奇麗事でもないなら、何があんたをそこまで決意させた?」
「きみに惹かれている」
「は?」
「きみは、ぼくの知らないことを知っている。今まで誰も教えてくれなかったことを教えてくれた。うまく言葉にできないけれど……惹かれているんだ。とても。だから、ここにいたい。君と同じものを見て、食って、同じ空気を呼吸する。NO.6では決して得られないものを手に入れたい」
本はこちらから
《第3位》 834票
「きみのいない世界なんて、意味がない。ネズミ、何の意味もないんだ。」
──紫苑/『NO.6#9』より
こちらは、『NO.6#9』のこのシーンでの紫苑のセリフ。
──あさのあつこ『NO.6#9』より 「4 消えろ、消えろ、束の間の灯火」p.200
「不可能だ」
「なぜ」
「何度、言わせる。あんたには留まってやらなければならない仕事があるんだ」
「そんなもの、誰かに」
「任せてはだめだ。紫苑、あんたがやらなきゃだめなんだ。沙布との約束を忘れたのか。あの医者から託された言葉はどうするんだ。あんたは、受け止めると言ったんだぞ。紫苑……逃げるな。あんたが戦い、成し遂げるべき仕事がここにあるんだ。背を向けるわけにはいかない」
紫苑は俯いた。
ネズミの腕を摑んだ指に力をこめる。
わかっている。理解している。けれど……。
「きみのいない世界なんて、意味がない。ネズミ、何の意味もないんだ」
顎に指がかかる。
強く持ち上げられる。
濃灰色の眸が目の前にあった。
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ご投票いただいたみなさん、ありがとうございます! まだまだ投票受け付け中。1日10回まで投票可能です。ぜひ、お気に入りの名言へ熱い想いを届けてください。
\投票はこちらから/
投票締切 6月5日12:00まで
投票と一緒に名言にまつわる感想や作品への熱い思いをSNSなどで投稿し、イベントを一緒に盛り上げていただけると嬉しいです。
気になる最終の投票結果は、2026年6月6日に開催される、あさのあつこ先生による『NO.6再会#3』発売記念サイン会&トークショーの会場にて先行発表されます。イベント終了後には、「NO.6」公式Xアカウントおよび特設サイトなどで結果をお知らせする予定です。
NO.6再会#3
2026年5月28日「NO.6」シリーズのその後の世界を描いた最新刊『NO.6再会#3』が発売されました。
『NO.6再会#3』では、NO.6に新たな危機が迫るなか、ネズミが明かした「紫苑自身にまつわる残酷な真実」を知り、紫苑は感情を激しく揺さぶられることに……。激動の展開のなかで、感情のままにぶつかり合う紫苑とネズミ。再び試される二人の絆に、目が離せません。
また#3発売を記念して、特別な豪華特典キャンペーンを開催。対象書店で購入するともらえる「オリジナルクリアカード」や超貴重なサイン本、さらにはここでしか読めないあさのあつこ先生書きおろしの「新作ショートストーリー」の先行公開など、絶対に見逃せない情報が盛りだくさん! 詳細は下記をご覧ください。
\限定特典や書き下ろし短編の情報を今すぐチェック/
\2026年5月28日発売 最新刊/
![NO.6[ナンバーシックス]再会#3](https://d34gglw95p9zsk.cloudfront.net/item_books/images/000/445/517/medium/b31a3633-7f50-46b5-87ed-1a04b03d47fd.jpg?1779248024)
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あさの あつこ
岡山県生まれ、在住。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991 年『ほたる館物語』で作家デビュー。97 年『バッテリー』で第35 回野間児童文芸賞、2005 年『バッテリーI~VI 』で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。『NO.6』シリーズは、コミカライズ、アニメ化された。児童文学から時代小説まで様々なジャンルの作品を執筆し、幅広い世代に親しまれている。
岡山県生まれ、在住。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991 年『ほたる館物語』で作家デビュー。97 年『バッテリー』で第35 回野間児童文芸賞、2005 年『バッテリーI~VI 』で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。『NO.6』シリーズは、コミカライズ、アニメ化された。児童文学から時代小説まで様々なジャンルの作品を執筆し、幅広い世代に親しまれている。