【2024年度版】サマーキャンプで子どもの協調性・自立心を育む 大人気「イングリッシュデイキャンプ」「泥んこ体験」

【2024年度版】サマーキャンプ #2  アメリカンスクールデイキャンプ・トレッキング・どろんこ体験

ゴーグルをして泥んこへ飛び込もう! 「夏のどろんこ運動会」より。  写真提供:そらまめキッズアドベンチャー

子どもに今年の夏の思い出を作りたい!
でもなにをするのがいいか迷っているママパパにおすすめなのがサマーキャンプです。というのも、親元を離れて子どもだけで参加するため、自立心やチャレンジ精神、協調性が成長すると言われています。

2回目となる今回は、2世代もわたって参加する親子もいるアメリカンスクールのサマーデイキャンプや、プロの講師が引率するトレッキング、日帰りで楽しめる泥んこ体験をご紹介します。

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サマーデイキャンプ(ASIJ)

ネイティブの先生が、ぬいぐるみなどの小道具を使って、子どもたちに発話をさせる内容の英語の授業の様子。みんな真剣に英語に耳を傾けています。  写真提供:ASIJ

創立は1902年。都内で最も歴史があるインターナショナルスクールとして知られる「ASIJ(アメリカン・スクール・イン・ジャパン)」。そんな老舗スクールが開催するアメリカンスクールサマーデイキャンプは、今年で50周年を迎えます。

デイキャンプなので、宿泊無しの通いスタイル。参加する子どもたちは毎日8時30分~14時30分のプログラムに5日間参加します。毎日の英語の授業とテーマクラス、水遊びのほか、マジック、音楽、ゲームなどが日替わりでスケジュールに組まれており、さらに最終日にはカーニバルをして楽しみます。

子ども4名に対して、スタッフが1名で対応するサポートもきめ細やかと好評です。初めて会う子ども同士でも、最終日の5日目にはすっかりお友達に。  写真提供:ASIJ

英語は、耳で聞いた言葉をそのまま口にするだけでなく、体を動かしたり、歌を歌ったりすることで、自然に身に付けられます。英語力がアップするのはもちろんのこと、子どもながらに「自分が何を言われているか」を理解し、「自分は何ができるのか?」を考える力も育っていきます。

テーマクラスでは、テーマに沿った歌から授業が始まり、本の読み聞かせをしたあとに、工作をします。アメリカらしい発想と色使い、授業で触れた内容を工作に反映していく、楽しい時間が過ごせます。  写真提供:ASIJ

子どもを参加させたママパパからは、「サマーデイキャンプがきっかけで、ますます英語に興味を持てるようになった!」「間違うことを恐れずに思ったことを口にするようになった」などの前向きなコメントが寄せられています。

2世代にわたって参加する親子も多数おり、その信頼度の高さがうかがえます。大人気のサマーデイキャンプは今年も枠が残りわずか。予約はお早めに!

夏ならではのアクティビティである水遊びも存分に楽しみます。泡のプールやバケツリレーなども大盛り上がり!  写真提供:ASIJ

●サマーディキャンプ(ASIJ)
日程:2024年7月22日(月)~26日(金)、7月29(月)~8月2日(金)、8月5日(月)~8月9日(金)〔全5日間〕
場所:ASIJ六本木校(東京都港区六本木)
集合・解散場所:ASIJ六本木校
年齢対象:年中~小学1年
定員:​年中・年長ともに36名、小学1年24名 ※日程によって定員数が異なります。
料金:81,000円(税込) ※別途、5日間のランチボックス代5,000円がかかります。
予約:受付中
主催:アメリカン・スクール・イン・ジャパン
HP:https://sdc.asij.ac.jp/

サマーキャンプ(VILLARS)

白州テラスキャンプ場のプランに参加した子どもたちは入笠山トレッキングへ。標高1955mの山頂から見る雄大な景色や高山植物を楽しみます。  写真提供:VILLARS

リピーター率が50%以上の大人気サマーキャンプがこちら。主催する「VILLARS」は、キャンプ場の運営やイベント、子ども向けのユニークなキャンプも数多く手がけています。

サマーキャンプのテーマは、「“生き抜く力”を身に付ける」こと。そのため、ただ楽しむだけではなく、知識としてしっかり身に付けて帰ってもらうことを常に意識したプログラムが魅力です。

日本山岳ガイド協会認定ガイドと一緒に、戦国時代に甲斐国の山城だった中山砦を探検。事前に地図の読み方や方位磁石の使い方、歴史なども学びます。  写真提供:VILLARS

会場となるキャンプ場は、山の大自然を感じられる山梨の南アルプスの麓にある「白州テラスキャンプ場」と、海と大地の両方を感じられる千葉県長生郡一宮町にある「一ノ宮テラスキャンプ場」のふたつ。
参加する子どもたちはどちらか好きな会場が選べます。

ともにキャンプを引率する講師陣は、日本山岳ガイド協会認定ガイドや、東京消防庁OBなどの安全管理のスペシャリストなどが勢ぞろい。

得意・不得意どちらの子どももみんなで協力して、一から食事を作ります。さらに地元で採れた食材や旬の食材を積極的に使えば、おいしさも倍増! 写真提供:VILLARS

さらに現役弁護士の「キッズなんでも法律相談所」、公認会計士・税理士の「お金の勉強!」など、実践的なワークショップも実施。子どもの自立心を育てたり、自然への対応力、洞察力、観察力を身に付けたりする以外に、将来に役立つ法律やお金なども勉強できる、まさに「楽しむだけでなく、知識としてしっかりと身につける」を叶えるサマーキャンプです。

「キッズなんでも法律相談所!」というワークショップの一コマ。「お金を貸しちゃったらどうなるの?」など、身近な出来事を法律的な観点から考えていく力などを養います。写真提供:VILLARS

●サマーキャンプ(VILLARS)
日程:2024年7月7日(日)~7月12日(金)、7月14日(日)~7月19日(金)、7月21日(日)~7月26日(金)、7月28日(日)~8月2日(金)、8月4日(日)~8月9日(金)、8月11日(日)~8月16日(金)、8月18日(日)~8月23日(金)、8月25日(日)~8月30日(金)〔全5泊6日〕
場所:白州テラスキャンプ場(山梨県北杜市白州町)もしくは一ノ宮テラスキャンプ場(千葉県長生郡一宮町)
対象年齢:小学3年~中学1年
定員:各25名
集合・解散場所:JR新宿駅など、複数あり
料金:99,000円(税込)
予約:受付中
主催:VILLARS
HPhttps://villars.co.jp/camp

夏のどろんこ運動会(そらまめキッズアドベンチャー)

田んぼに入って、「よーい、どん!」。かけっこに興じる子どもたちはみんないきいき!  写真提供:そらまめキッズアドベンチャー

年中さんから参加OKの日帰り泥んこ体験ツアー。毎回開催するたびに大人気のその内容は、泥の中でドッジボールやかけっこ、サーフィンなどのスポーツが楽しめます。

7名前後で1班の子どもたちを、ツアーリーダー、サポートスタッフが引率し、体験と生活面のお手伝いをしてくれます。

全身泥んこになったあとには、ドラム缶風呂にゆっくり浸かり、さっぱり爽快気分で帰路につきます。

ひんやり気持ち良い田んぼの中で記念撮影を。初対面とは思えないほど、子どもたちはすぐに打ち解けて仲良しに。  写真提供:そらまめキッズアドベンチャー

ちなみにこのプログラムは幅広い年齢の子どもたちが参加するので、コミュニケーション能力が高まることも期待できます。家族だけでは味わえない、年齢の異なる子どもたちとのかわりを持ちたい、というご家庭におすすめです。

全身泥んこになりながら、ドッジボールに夢中。泥が目に入らないよう、ゴーグルも忘れずに!  写真提供:そらまめキッズアドベンチャー
どろんこ運動会が開催される埼玉県内の田んぼ。たん水に雲が反射した様子は、なんとも美しい光景です。  写真提供:そらまめキッズアドベンチャー

●夏のどろんこ運動会
日程:8月24日(土)(日帰り)
場所:「ファーム・イン さぎ山」(埼玉県さいたま市)
集合・解散場所:大宮駅・新宿駅・横浜駅・西船橋駅
対象年齢:年中~中学3年
定員:30名 
料金:18,800円(税込) 
予約:5月22日(水)12時~開始予定
主催:そらまめキッズツアー
HP:https://soramamekids.com/

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いかがでしたか? どのプランも子どもの安全には十分配慮していますが、もし気になることがあれば、事前にしっかり確認をするようにしましょう。

また、出発前にオリエンテーションが開催されることもあるので、その場合は積極的に参加してみてくださいね。

取材・文/濱田恵理

※詳細は各事業社にお問い合わせください。なお、プログラムによっては定員数に達して、受付を終了している場合があります。また、プログラムの内容は、変更になる可能性があります。

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