
子どもの「これなぁに?」に付き合う
──陽一さんとの共著『「好き」を一生の「強み」に変える育て方』(サンマーク出版)を読ませていただきました。陽一さんは、幼いころから好奇心旺盛なお子さんだったのですね。
落合ひろみさん(以下、ひろみさん):そうですね。何にでも興味を示して、「これなぁに?」とすぐに聞いてきました。そのときに本や図鑑でわからないことを一緒に調べるんですけど、一つわかるとまた次の疑問が生まれて、なかなか納得しませんでした。
年齢が上がるにつれて質問のレベルも量も増えていき、ずいぶん苦労したのを覚えています。私も働いていたので、忙しいときは付き合うのが大変でしたが、同居していた母や妹の手も借りながら、できるだけ一緒に勉強するようにしていました。

