発達障害の特性のある子どもの“きょうだい児”4つのタイプとストレス〔言語聴覚士/社会福祉士〕が解説

#16 発達障害の特性のある子どもの「きょうだい児」の支援─前編~きょうだい児のリアル~

言語聴覚士・社会福祉士:原 哲也

写真:graphica/イメージマート
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発達障害や発達特性のあるお子さんと保護者の方の関わりについて、言語聴覚士・社会福祉士であり、一般社団法人WAKUWAKU PROJECT JAPAN代表として、発達障害のお子さんの療育とご家族の支援に長く携わってきた原哲也先生が解説します。

記事の最後には、原哲也先生へのご相談募集のお知らせもあります。最後までご覧ください。

【発達障害・発達特性のある子のお悩みに専門家が回答】これまでの回を読む

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発達障害の特性のある子の「きょうだい児」への支援‐前編

発達障害の特性のある子の家族への支援は、多くの場合、母親を対象とした支援に重点が置かれており、父親や発達障害の特性のある子の兄弟姉妹、祖父母は、支援の対象として強く認識されることが少ないように思います。

その中で前2回は「父親」への支援についてお話をしましたが、今回から2回に分けて、発達障害の特性のある子を兄弟姉妹に持つ子ども(以下、「きょうだい児」)への支援についてお話しします。

きょうだい児のリアルな声とは

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