『耳をすませば』ファンの子ども9歳とママが聖蹟桜ヶ丘で「聖地巡礼」してみた
9歳男児は聖地めぐりを楽しめる? リアルな反応や感想をレポート
2023.12.05
コクリコサポートエディターズ:笹川 かおり
エニママライターの笹川かおりです。今回は、9歳・3歳の子どもたちと一緒にジブリの名作『耳をすませば』の聖地めぐりに行ってきた体験談を皆さんにお伝えしたいと思います。
実際に東京都多摩市の聖地周辺に住んでいる私が、公式マップの入手方法や、子連れにおすすめしたいめぐりかたについてご紹介しています。ぜひご一読ください。
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京王線聖蹟桜ヶ丘駅(東京都多摩市)周辺は、『耳をすませば』(アニメーション映画 1995年公開 監督・近藤喜文/原作・柊あおい)の舞台として知られています。
「舞台といっても、ところどころ似ているだけでしょ?」と思うなかれ。実際に駅の西口を歩いてみると、想像以上に映画の風景と似ていて驚くはずです。
今回は『耳をすませば』ファンの長男と一緒に、映画の有名スポットをめぐってみた感想をレポートしたいと思います。
当初は私と長男の2人で行く予定でしたが、「ヒマだから」という理由で夫と次男が、「ぜひ行ってみたい!」と夫のお母さんが……と、あれよあれよという間に追加メンバーが集まり、総勢5人で行くことになりました。
長男によると、彼の『耳をすませば』の推しポイントは「映画のなかの日の光がきれい」「電車に猫が乗っていて、その猫を追いかけるのがおもしろい」「歌(カントリー・ロード)が好き」だそう。
なんとも子どもらしく、独特な(そして今回のスポットめぐりにはあまり関係ない)好きポイントばかりですが、果たして長男は聖地めぐりを楽しめるのでしょうか?
目次
『聖蹟桜ヶ丘散策マップ』を事前にチェック
子どもとの聖地めぐりをスムーズ・存分に楽しむために、桜ヶ丘商店会連合会がHPで公開している『聖蹟桜ヶ丘散策マップ』を事前にチェックし、予習しておくことをおすすめします。
当日、聖蹟桜ヶ丘駅で紙のマップを入手することも可能です。その場合は京王ストア入り口のエレベーターから2階にあがると、正面に設置されています。
注意点をおさらい
聖地めぐりの際は、マップにも記載があるとおり、
・スポット周辺は住宅地。騒いだり、ゴミを散らかしたりしない
・道が狭い場所が多いので、移動にはじゅうぶん気をつける
この2点をしっかり守りましょう。私も、事前に子どもたちによく言い聞かせておきました。
子連れにおすすめのめぐりかた
主なスポットには、徒歩の場合、急な坂を20~30分かけてのぼらないとたどり着けません。正直、子連れでのぼるのは厳しい……。
そこで私がおすすめしたいのは、「バスで一気にロータリーまで行き、坂をくだりながらスポットをまわる」めぐりかたです。王道のめぐりかたとは異なるかもしれませんが、子どもとともにラクに、安全に、楽しくめぐるためには一番よいと私は思います。
聖蹟桜ヶ丘駅のバス乗り場から永山駅行きの京王バス(桜92)に乗り、『桜ヶ丘四丁目』で下車すると、そこはもう映画では地球屋があった「あのロータリー」です!
地球屋があった「あのロータリー」が目の前に!
バスを降りると、そこはもう『耳をすませば』の世界のまっただなか!
この地球屋が建つロータリーのモデル地と言われているスポットがこちら、『桜ヶ丘ロータリー』です。