最初に手放すべきは「理由がほしい」という気持ち
今、お子さんの行き渋りや不登校に直面しているママやパパへ。
学校に行けない理由を子どもに問い詰めてしまったり、明確な理由がないことに戸惑ってしまったりすることもあるかもしれません。でも不登校の子どもにとってまず必要なのは「ここにいれば安全だ」と思える場所です。そんな環境を用意してあげられるのは、私たち親にしかできないこと。
理由が何であれ、不登校の子どもたちは、心身ともに「バッテリー切れ」を起こしています。そうであれば、まずはそのバッテリーを充電する必要があります。
だからこそ、子どもが心身を休められる場所であるかどうか、バッテリーが充電できるまで安心できる場所であるかどうかが、その後の回復に大きく関わってくると感じます。
とはいえ、子どもが学校に行けなくなったとき、親もまた必死です。理由を知りたい、助けたい、早く元に戻ってほしい──そう思うのは当然のこと。いつだって穏やかにいられるとは限りません。それでもまずは、私たち自身が「不登校の明確な理由がほしい」という気持ちをいったん脇に置くことが大切なのかもしれません。
たとえ周りにうまく説明できなくても、目の前の子どもが今、休むことを必要としている。その事実を受け止めるだけでも、子どもをこれ以上追い詰めずにすみます。
そして親である自分自身も、「理由を見つけなければ」「世間に説明しなければ」というプレッシャーから解放されることにつながるはずです。
文/構成・一ノ瀬奈津
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