中学受験の入試問題で必ず出題される「物語文」。
今回の記事では、様々な悩みを抱える中学生が主人公の物語をご紹介!
さらに大手中学受験塾で受験指導などを担当し、1000人超の子どもと関わったライターによる【出題ポイント】も公開します。
数ある作品の中から複数の学校で出題作品として選ばれた背景は、どのような理由があるのでしょうか?
中学生3人が部活動を通して心を通じ合わせる物語!
作品名:『ハーベスト』
著者:花里真希
出題校:成城学園中学校、品川女子学院中等部、大妻中学校、桜美林中学校
【あらすじ】
人と話すのが苦手で本好きなぼく、彫りの深い顔立ちで少し怖かったけど実は優しい虫好き西森くん、いつもユニコーンのぬいぐるみを抱えた長いおさげでアメリカからの帰国子女の先輩アズサ、それぞれの事情を抱えた3人がフランス語で菜園を意味する「ポタジェ」を作るために顧問の平林先生と奮闘する物語。
【出題ポイント】
小学生でも読みやすく描かれている中学生が主人公の物語文は中学受験でも多く出題しています。本作はさまざまな悩みを抱えた3人が園芸部で心を通じ合わせる物語。3人の悩みの理由や心情の変化を想像しながら読むことで、「他者理解」を深めるきっかけにつながります。
「中学受験のための読書」をはじめてみよう!
中学受験は知識や学力だけでなく、考える力や表現力、物事を多角的に見る力が求められます。そのため、本を読むことで、楽しみながら中学受験につながる一歩を作ることができます。
今回ご紹介した『ハーベスト』で、ぜひ中学受験につながる読書をはじめてみてくださいね!
児童図書編集チーム
講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR
講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR