“土屋鞄の最新ランドセル「デプソア」”をどこよりも早く徹底レポート! 最軽量モデルの秘密とは?〔2027年度入学モデル〕

最旬! ラン活2027 #1土屋鞄「デプソア」前編~開発者に突撃!~ (2/3) 1ページ目に戻る

ライター:遠藤 るりこ

ランドセルは大事に使うべき?

職人たちの手をかけて作られる工房系ランドセルメーカー、土屋鞄。クラシカルな印象の「オリジナルモデル」を軸に、自由な色選びができる「RECO」や、アーティストとコラボレーションした「アトリエ」、上品かつかわいい「grirose(グリローズ)」など、さまざまなランドセルをラインナップしています。

「土屋鞄に限ったことではないと思うのですが、ランドセルをお選びになるとき、親御さんはお子さまに『6年間大事に使ってね』と言うことが多いですよね」

そう切り出したのは、株式会社土屋鞄製造所・PR担当の千原英梨さん。

「卒業まで大切に使おうねと伝えてくださるのも素敵な価値観で、わたしたちにとってもありがたいことです。でも、ランドセルを背負うことで子どもの“やんちゃさ”を制限したくない。自由に動きたいという気持ちをプッシュしてあげたいという思いから、デプソアが誕生しました」(PR・千原さん)

店舗に訪れる親子の意見を参考にするなか、特に男児の保護者からの声も新ブランド誕生のきっかけになったと教えてくれたのは、販促担当の谷口加奈さん。

「親御さんから『土屋鞄のランドセルは上質で素敵だけれど、子どもの激しい扱いで傷がつくことに抵抗がある』というお話を聞くことが多々ありました。これまでの土屋鞄が持つイメージを超えていく、もっと大胆なラインがあってもいいということで、新ブランドとして立ち上げることになったんです」(販促・谷口さん)

デプソアというブランド名の意味は?

「depsoa(デプソア)は、英語で深さを指す『depth(デプス)』と、舞い上がるという意味の『soar(ソアー)』を組み合わせた造語です。子どもたちの底知れない深い魅力と、どこまでも飛び上がっていけるようなエネルギーをイメージしています」(PR・千原さん)

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ワントーンの中に土屋鞄らしさが光る「エッジトーン」

デプソアは、全3モデル計6アイテム(2025年12月取材時)。デザイン担当の東千鶴さんは、どのシリーズも「まじめすぎないスマートさ」を追求したと言います。

ブランドの顔となる「Edgetone(エッジトーン)」シリーズ(税込79,000円)は、メイン素材は人工皮革を採用し、重量は約1230g。王道の黒色のジェットブラックに、スチールグレーと、メタルシルバーの3色展開。どれもかっこいい~!

「Edgetone(エッジトーン)」(税込79,000円)。左から、メタルシルバー、ジェットブラック、スチールグレー。色作りと陰影あるデザインにこだわった。  写真提供:土屋鞄製造所

「最初のデザイン案はもっと角張っていて、よりクールなイメージだったんですよ。でも、かっこよさだけを追い求めると、どうしても無機質な印象に寄ってしまう。

子どもたちの持つアクティブさやエネルギーを感じさせるために、全体的に少し丸みを取り入れて、このデザインにたどりつきました」(デザイナー・東さん)

かぶせのマットな質感と異なり、フチはツヤのある素材に。立体的で陰影があり、全体にボリューム感が出ている。  写真:遠藤るりこ

特に目を引くのが、これまでの土屋鞄にはない色のメタルシルバー。ギラギラしすぎず、明るさをおさえた落ち着きのある風合いですが、こちらも試行錯誤の結果だといいます。

「シルバーは攻めた派手色ながら、大人っぽい雰囲気をあわせ持たせるためとても苦労しました。青みをおさえてわずかに黄みを加えることで、アルミホイルのようなチープさを排除。子どもたちの普段のラフな格好に合わせても、アクセントになるような色味に仕上がっています」(デザイナー・東さん)

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