奇跡のコラボ！　「誠お兄さんとかぶきデビュー　歌舞伎『あらしのよるに』疑似生配信」12月28日（土）11:00スタート

歌舞伎『あらしのよるに』が16日間たっぷり楽しめる疑似生配信が決定！〔12月28日11:00スタート〕

2024.12.25

──歌舞伎『あらしのよるに』は、小さな子どもでも楽しめますか？

誠お兄さん：もちろんです！　みなさんは絵本の『あらしのよるに』を読んだことがありますか？　読んだことがあれば、もうどんなおはなしなのかわかりますよね。

歌舞伎の世界は、白塗りで顔に模様を描いた俳優さんが出てきたり、いつもと違う音や音楽が聞こえてきたりして、「これはなんだろう？」と思うことがたくさんあると思います。でも、がぶとめいが出てきて、出会って、仲良くなっていくのは、絵本と同じ。だから、歌舞伎ならではのおもしろさをたくさん楽しむことができると思います。

がぶはオオカミ、めいはヤギ。歌舞伎俳優さんが動物をどんなふうに身体や声で表現するのか、動きに注目してみてください。

──歌舞伎を観るのが初めての大人も、知識がなくても楽しめますか？

誠お兄さん：実は僕も、歌舞伎を観たのは『あらしのよるに』が初めてでした。でも実際に観たら迫力のすごさに感動して、「もっと早く歌舞伎と出会いたかった」と思ったほどです。

誠お兄さんと歌舞伎デビュー！十二月大歌舞伎「あらしのよるに」疑似生配信決定！舞台映像と福尾誠さんコメント

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──誠お兄さんは、どんなことをおしえてくれますか？

誠お兄さん：僕は歌舞伎の開演前、幕間（上演途中の休憩時間）、そして終演後にイヤホンガイド解説者の佳山泉さんと生出演して、歌舞伎の見どころをナビゲートします。僕が実際に歌舞伎を観て、疑問に思ったことや感じたことを話せたらいいなと考えています。

歌舞伎については、本編の映像を観ながら解説を楽しめる「やさしい解説音声」がついています。この解説音声は、お子さんたちにも歌舞伎が楽しめるように録り下ろしたもので、絵本を読むように安心して観てもらえるようになっています。

身体で丸ごと歌舞伎を楽しむ！　「食べちゃいたいそう」やってみよう♪

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──「食べちゃいたいそう」とは、どんな体操ですか？

誠お兄さん：「食べちゃいたいそう」は、楽しい音楽に合わせて歌舞伎のポーズをとって遊ぶ体操です。おなかがすきすぎたがぶが、めいを「おいしそう」と思って食べたくなっちゃうけれど、「いやいや、めいはともだちだ」とがまんするがぶになりきることができます。

主なポーズは４つあります。映像を観て、見よう見まねでやってみましょう。

「おいしそう」は、両手の人差し指をほっぺたにピタッとつけたポーズ

顔をすこしかたむけて、かわいくポーズ。©松竹

「くいてえな」は、片足で立って「がぶっ」とおそいかかるようなポーズ

「がぶっ」と迫力ある顔をしてみよう。©松竹

「いけねえよ」は、右手を顔の前で左右にふる「ダメダメ」のポーズ

「いやいや」と手をふって、「くいてえな」の気持ちを消しましょう。©松竹

「ともだちだ」は、両手を胸の前でクロスさせるポーズ

胸の前で両手をクロスして、ニッコリ笑顔！　©松竹

誠お兄さん：「くいてえな」のポーズで、だれが一番長く立っていられるか、ゲーム感覚で楽しむのもおすすめです。

ほかにも、左右にジャンプしたり、歩いているめいのおしりを表現した「おしりふりふり」があります。簡単そうに見えますが、実はジャンプや腕ふり、片足ポーズなど、いつもと違う筋肉を使うので、１回やると軽く汗をかくくらいの運動量があります。だから、年末年始のお休み中の、運動不足解消にもってこいなんです。

そして最後には、歌舞伎の重要な場面で、登場人物の気持ちが盛り上がったときにとる「見得」のポーズがあります。