なっとうのなっちゃんうっちゃん第6話「竹とんぼは楽しい!」の巻

なっとうきょうだいが昔遊びにトライするおはなしミニマンガ#5

木村 美幸(由美村 嬉々)

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子どもも大人もだいすきな「納豆」がキャラになった「なっとうのなっちゃんとうっちゃん」のおはなしミニマンガです!

何にでも興味しんしんの姉「なっちゃん」と、内気だけれど才能を秘めた弟の「うっちゃん」。そして、なんでも知っている「なっとうじいちゃん」が、いろんな昔遊びに挑戦するミニマンガです。

「懐かしい!」と思わず声に出る昔遊びを、ぜひ、なっちゃん&うっちゃんのように、ちいさなお子さんといっしょにやってみてくださいね♪
なっとうのなっちゃんうっちゃんのなかまたち

第6話「竹とんぼ」の巻

なっとうじいちゃん「今日は“たけとんぼ”じゃ」

「竹とんぼは、竹から作って、実際に飛ばしてみるぞよ」

「軸と羽根の単純な構造じゃが、うまく飛ばすのには結構コツがいるのじゃ」
なっちゃん「ふむふむ、なっとう~~く。よ~し、わたしが最初に飛ばしてみるよ」
なっちゃん「よ~く、まわして~……」
なっちゃん「あ~れ~~! そらにまいあがっちゃった~!」

うっちゃん「……(ある意味)すごい……」
うっちゃん「……よ~し、ぼくも!」
うっちゃん「それっ! あ~、うまく飛んじゃった~……(残念)」

なっとうじいちゃん「なっちゃんは、手をはなすタイミングをしくじったのじゃな……。無事に戻ってこられればよいのじゃが……」

なっとうじいちゃん「竹とんぼで一緒に飛んでいくとは、なっちゃんはさすがじゃの……!」

竹とんぼは、日本だけでなく中国でも伝統的なおもちゃとして親しまれておるぞよ。

中には、軸となる芯棒に糸を巻き付けて回転させ、翼部分のみを飛ばす種類のものもあったりするんじゃ。

大人がやっても楽しいぞよ!
次回は、どんな昔遊びが出てくるか楽しみじゃな!

昔遊びには、誰もが簡単にルールを知ることができて、親子でも遊びやすい、というメリットがあるんじゃ。

ぜひトライしてみてくだされ。
▼ 次のエピソード
作/由美村嬉々 絵/エルボー比治山
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きむらみゆき

木村 美幸(由美村 嬉々)

Miyuki Kimura Kiki Yumimura
作家・絵本カタリスト®・絵本コーディネーター

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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