なっとうのなっちゃんうっちゃん第12話「かごめかごめ」の巻

なっとうきょうだいが昔遊びにトライするおはなしミニマンガ#12

木村 美幸(由美村 嬉々)

子どもも大人もだいすきな「納豆」がキャラになった「なっとうのなっちゃんとうっちゃん」のおはなしミニマンガです!

何にでも興味しんしんの姉「なっちゃん」と、内気だけれど才能を秘めた弟の「うっちゃん」。そして、なんでも知っている「なっとうじいちゃん」が、いろんな昔遊びに挑戦するミニマンガです。

「懐かしい!」と思わず声に出る昔遊びを、ぜひ、なっちゃん&うっちゃんのように、ちいさなお子さんといっしょにやってみてくださいね♪
なっとうのなっちゃんうっちゃんのなかまたち

第12話「かごめかごめ」の巻

なっとうじいちゃん「今日は、みんなでかごめかごめをして遊ぶぞよ。歌が終わったときに、誰が真後ろにいるかを鬼は当てるのじゃ」
なっちゃん「♪かーごめ かごめ」

なっちゃんが おに、スタート!!
「うしろの しょうめん だあれ?」

なっちゃん「かっちゃん!」

「はずれ。たっちゃんだよ」
「うしろの しょうめん だあれ?」

なっちゃん「たっちゃん!」

「はずれ。いっちゃんだよ」

なっちゃんは、なんどやってもあたらないので、うっちゃんが、おにをかわってあげました。

なっちゃん「どーせ あたりっこないわ」

うしろのしょうめんは……、「みっちゃん!」

「せいかーい!!」

うっちゃん、一発で あててしまいました。
なっとうじいちゃん「う~ん、うっちゃんのかんは、するどいのぉ。

さて、『かごめかごめ』は、おとなの宗教的儀礼を子どもがまねたものとされ、地方によって歌詞が異なっているようじゃ。

昭和のはじめに、千葉県野田市の歌が全国へと伝わり、現在に至っていると言われておるんじゃよ」
次回は、どんな昔遊びが出てくるか楽しみじゃな!

昔遊びには、誰もが簡単にルールを知ることができて、親子でも遊びやすい、というメリットがあるんじゃ。

ぜひトライしてみてくだされ。
▼ 次のエピソード
作/由美村嬉々 絵/エルボー比治山

木村 美幸(由美村 嬉々)

Miyuki Kimura Kiki Yumimura
作家・絵本カタリスト®・絵本コーディネーター

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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