なっとうのなっちゃんうっちゃん#13「目かくし鬼」

なっとうきょうだいが昔遊びにトライするおはなしミニマンガ#13

木村 美幸(由美村 嬉々)

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おいしくて体にいい日本のソウルフード「納豆」から生まれた「なっちゃんとうっちゃん」が、なっとう王国のなかまたちといろいろな昔遊びに挑戦するミニ漫画。

小さなお子さんも楽しめる昔遊びは、大人も「懐かしい!」と思わず声に出るものばかり。ぜひいっしょにやってみてくださいね♪
なっとうのなっちゃんうっちゃんのなかまたち

第13話「目かくし鬼」の巻

なっとうじいちゃん「今日は雨じゃな。室内で目かくし鬼をするぞよ。目かくしをした鬼は子の歌う声や、手をたたく音を頼りにつかまえるのじゃぞ」
なっちゃん「わーい! 最初のおには、いっちゃんだよ!」

なっちゃん「♪おにさんこちら。手のなるほうへ」
なっちゃん「♪おにさんこちら。手のなるほうへ」

うっちゃんたちは、小声で「にげろ~……」

なっちゃんはぴょんぴょんはねて、大声で鬼をちょうはつしています。

なっちゃん「あ……」

ドンッ。

かべにかこまれちゃった!
なっちゃん、ピ~ンチ!!


いっちゃんにあっさりつかまって……

なっちゃん「またおに……??」

「……おお、なっちゃんは、鬼になる確率がたかいのぅ……。目かくし鬼は、世界中の子どもたちに大人気の遊びじゃ。英語圏では、『目隠し遊び』と呼ばれる鬼ごっこの一種があって、世界的に古くから見られる子どもの遊びなのじゃ」
次回は、どんな昔遊びが出てくるか楽しみじゃな!

昔遊びには、誰もが簡単にルールを知ることができて、親子でも遊びやすい、というメリットがあるんじゃ。

ぜひトライしてみてくだされ。
▼ 次のエピソード
作/由美村嬉々 絵/エルボー比治山
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きむらみゆき

木村 美幸(由美村 嬉々)

Miyuki Kimura Kiki Yumimura
作家・絵本カタリスト®・絵本コーディネーター

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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