なっとうのなっちゃんうっちゃん第3話「だるまさんがころんだ!?」の巻

なっとうきょうだいが昔遊びにトライするおはなしミニマンガ#2

木村 美幸(由美村 嬉々)

子どもも大人もだいすきな「納豆」がキャラになった「なっとうのなっちゃんとうっちゃん」のおはなしミニマンガです!

何にでも興味しんしんの姉「なっちゃん」と、内気だけれど才能を秘めた弟の「うっちゃん」。そして、なんでも知っている「なっとうじいちゃん」が、いろんな昔遊びに挑戦するミニマンガです。

「懐かしい!」と思わず声に出る昔遊びを、ぜひ、なっちゃん&うっちゃんのように、ちいさなお子さんといっしょにやってみてくださいね♪
なっとうのなっちゃんうっちゃんのなかまたち

第3話「だるまさんがころんだ!?」の巻

なっとうじいちゃん「みんな、なっとう広場の大木の下に集まれ〜!!」

「今日は“だるまさんがころんだ”を教えるぞよ! 一人の鬼役が『だるまさんがころんだ』と、唱える間だけ、みんなは動けるんじゃ」

「鬼役が振り向いたときに、動いた者が負けじゃ。鬼の背中にタッチできる勇敢な者は、いったい誰かな?」
なっちゃん「ふむふむ、なっとう〜〜く。わたしが最初の鬼をやるわ!」
なっちゃん「だるまさんが~~」
なっちゃん「ころんだっ!」
なっちゃん「だるまさんが……」
たっちゃん「わ~! ころがって止まらないよ~!」

うっちゃん「あわわわわ……」

なっちゃん「きゃー! も~、ねばつくわ~!」
なっとうじいちゃん「ふうむ……なっとうには少々ハードルの高い遊びじゃったかのう……」

「だ・る・ま・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ」は、関西方面では「ぼ・う・さ・ん・が・へ・を・こ・い・た」と言うこともあるそうじゃ。

1、2、3、4……10を数えることができるようになった子どもたちなら、すごく喜びそうな遊びじゃから、気を付けながらぜひやってみてほしいのう!
次回は、どんな昔遊びが出てくるか楽しみじゃな!

昔遊びには、誰もが簡単にルールを知ることができて、親子でも遊びやすい、というメリットがあるんじゃ。

ぜひトライしてみてくだされ。
▼ 次のエピソード
作/由美村嬉々 絵/エルボー比治山
きむらみゆき

木村 美幸(由美村 嬉々)

Miyuki Kimura Kiki Yumimura
作家・絵本カタリスト®・絵本コーディネーター

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

1959年三重県生まれ。(一社)チャイルドロアクリエイト®代表理事。老舗の市販児童図書・保育関連図書の出版版元の元・取締役。在任中は、児童図書や保育図書・雑誌の出版事業本部長、企画開発本部長を歴任。また、園の先生方のための保育雑誌を創刊。クリーンブックス・グループの元会長、東京家政大学特任講師を歴任。著書に、エッセイ『これだけは読んでおきたい すてきな絵本100』(風鳴舎)、由美村嬉々(ゆみむら きき)の名前で、絵本『バスが来ましたよ』(アリス館)『にじいろのペンダント』(大月書店)、共著に評論『絵本の魅力 その編集・実践・研究』(フレーベル館)ほかがある。JPIC読者アドバイザー。絵本学会会員。絵本カタリスト®。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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