“反省する編集長”が12月15日発売の「いないいないばあっ!冬号」を振り返る

講談社の幼児雑誌「げんき」編集長のふりかえり雑記#ワンワンのあしのうらボタン

いないいないばあっ! 冬号
こんにちは。講談社「げんき」編集長の塩見亮です。

げんき編集部では、「げんき読者サポーター」という制度をやっています。

サポーターの数は、全国に約50人。

げんき編集部の雑誌やふろくで、実際にお子さんと遊んで、その様子をSNSに投稿したり、編集部に意見や感想を送ったりという活動をしてくれています。

編集部ではそのコメントを読んで、ときには喜び、ときには反省して、新しい雑誌やふろくの制作に活かしているというわけです。

サポーターさんには、忖度(そんたく)なしの意見をお願いしているので、ときには厳しいコメントも。反省することのほうが多いかもしれません(汗)
今回は、売れ行き好調、現在も発売中の「いないいないばあっ! 冬号」について、サポーターの反応を振り返ってみます。

サポーターは1年交代なので、「2023年げんき読者サポーター」として最初の号ですね!

ふろくは『ワンワンのあしのうらボタン ポチっと! おしゃべりスピーカー』でした。
「いないいないばあっ! 冬号」とふろく「ワンワンのあしのうらボタン ポチっと! おしゃべりスピーカー」

反省するのが難しい… ワンワンのおしゃべりスピーカー

ふろく「ワンワンのあしのうらボタン ポチっと! おしゃべりスピーカー」
「受け応えしやすいセリフをワンワンが言ってくれるので、喜んで頭をなでたり名前を答えたりしています」(Yさん/お子さん2歳10ヵ月)

「ワンワンと必死にお喋りしていて微笑ましかったです」(Sさん/3歳6ヵ月)

「とても気に入っています。昼寝や絵本を読むときもそばに置いていました」(Nさん/2歳11ヵ月)

「付録とは思えないくらいワンワンがたくさんおしゃべりしてビックリしました☆娘は『いないいない~』に合わせて、ばあっ!! をして楽しんでいて、ママの私は『頭なでなでして~』が可愛らしくお気に入りです!」(Jさん/2歳4ヵ月)
おかげさまで、サポーターからも好評の声が続々でした! 
「19種類もセリフがあり飽きない。両方押しなどのレアセリフもある。ワンワンがかわいくて親も癒やされる。ストラップをつける部分があり出先にも持っていけてなくさない」(Kさん/2歳10ヵ月)
Kさん、編集長オススメのポイントを全部書いてくれてありがとうございます!(笑)

……いや~正直、このふろく、すごくクオリティ高いと思うんですよね……。

「いないいないばあっ! 冬号」の定価は1500円(税込)でして、雑誌としては「高っ!」と感じる方も多いかもしれませんが、私としてはこの「おしゃべりスピーカー」というおもちゃが単独で1500円で売っていてもおかしくないんじゃないかなあ、と思うほどです。

「反省する編集長」のはずが、自信満々、自画自賛。
ふろく「ワンワンのあしのうらボタン ポチっと! おしゃべりスピーカー」
あえて反省ポイントを挙げるとしたら……? 

「ワンワンの足の裏がボタンになっている」点に、誰も反応してくれなかったことかな! 

もともとこの企画、いつもワンワンを見ていて、

「ワンワンの足の裏って、ときどき見えるけど、ちゃんと肉球もあってかわいいよね!」
「足の裏をボタンにしちゃったら、かわいいおもちゃができるかも!♡」

と編集部で盛り上がったことがきっかけでした。

なので、その熱がイマイチ届かなかったところに、反省。

というか、ちょっぴりさみしい。

本誌とじこみふろくにもリアクションが

さて、今回は1500円だけあって、スペシャル5大ふろく! の号でした。
『おしゃべりスピーカー』はプラスチック製の完成品ふろくで、残りは本誌とじこみの紙ふろくです。

このうち、番組に登場する白と黒のわんちゃんの、口がパクパクする紙工作『おくちぱくぱく おしゃべりしよう!』もなかなか好評でした。
「犬の口がガバーっと開くのが面白かったからか、すごく気に入っていました」(Nさん/2歳11ヵ月)

「『おしゃべりワンワン』にはもちろん飛びついて遊んでいるのですが、『おくちぱくぱく』も気に入っていて、ままごと遊びに取り入れて楽しんでいます」(Мさん/2歳10ヵ月)
とじこみふろく「おくちぱくぱく おしゃべりしよう!」
比較的感想が厳しめだったのは、身長計に使えるポスター。
「身長計を壁の高さに貼ると、ちょうど子どもの目線にワンワンやはるちゃんがいて、指をさして喜んでいました」(Sさん/2歳1ヵ月)
という声ももちろんあったんですが、
「身長計ポスターはあまり使うことがないので、子どもが遊べる付録にしてほしかったです」(Nさん/2歳11ヵ月)

「便利なようで、わざわざ下から何センチって合わせて測ってまで使わないなぁ……と思いました」(Mさん/2歳10ヵ月)
といった感想も多かったですね。

最後のMさんのコメントについて補足しますと、このポスターはいちばん下の目盛りが45センチになっていました。

なので、まずご家庭でその高さを測って、そこに合わせてポスターを設置しなければならない仕様だったんです。

あ、そして目盛りは100センチまでだったので、そもそも、「身長が100センチ超えているため、計れませんでした」(Kさん/3歳4ヵ月)という方もいました。

反省。
とじこみふろく「いないいないばあっ! おおきくな~れ! しんちょうけいポスター」

絶対に外さない「シール遊び」

ふろくシール
はっきり言いますが、本誌で常に一番人気なのは、ページの内容というよりもまず「シール遊び」です。

「げんき」や「いないいないばあっ!」では、お子さんが繰り返し貼り直すことができるように、接着力が弱めのシールを採用しています。

2023げんきサポーターデビューのみなさんからも、この「はってはがせるシール」推しの声が殺到しました。
「何度でも貼れてはがせるのは魅力的です! シールの裏が埃だらけになるまで貼って遊べて子どもも喜んでいます!」(Mさん/2歳8ヵ月)

「はってはがせるシール、本当に嬉しいです。どうしてもいろんな所に貼られてしまうので、はがしにくい通常のシールの子ども向け雑誌は買いたくない、というくらい雑誌を選ぶ基準にもなっています」(Tさん/2歳8ヵ月)

「シールは姉妹でとりあうほど人気でした! 3歳の妹が適当にどんどん貼ったのを、お姉ちゃんがこっそり綺麗に貼り直していたりして、剝がしやすいのも嬉しかったです!」(Kさん/3歳4ヵ月)

「シール大好きで、使い方は違うけど自分の顔に貼ったり、ママパパに貼ったりして爆笑していました。朝起きたらなぜか顔に付いていたりして癒やされます」(Mさん/1歳8ヵ月)
シールを通してご家庭の様子が浮かんできて、なんだか微笑ましいですねえ……。
シールあそび「おやすみ めえめえ」
「今まで同じ形の所にシールを貼る、という作業があまりできなかったのですが、『おかしだーいすき!』のページでは楽しくできました。丸いシールを丸の上に貼るという単純なものがよかったようで、何度も剝がしては遊んでいました」(Sさん/2歳1ヵ月)
このコメントは、記事を読んでいる方にはわかりにくいかもしれませんが……。

『おかしだーいすき!』というページは、円形のスペースがたくさん並んでいて、そこに丸いお菓子のシールを貼るという遊びになっていました。

同じシール遊びでも、

①    広いスペースに自由に貼る
②    決められたスペースに貼る(単純な形)
③    決められたスペースに貼る(複雑な形)

といろいろあります。

①➜②➜③の順に、難易度が高くなります。

成長段階によって、お子さんにとってぴったりくるシール遊びは違うわけです。『おかしだーいすき!』は②の遊びにあてはまり、Sさんのお子さんは、それが今ちょうどよかった、ということなのですね~。

「げんき」「いないいないばあっ!」といった雑誌では、同じシール遊びでも、なるべくバリエーションが偏らないように、気を配っていたりします。

以上、「シールまめちしき」でした!(笑)
シールあそび「ワンワンの おでんやさん」
シールあそび「おかし だーいすき!」
「WEBげんきで、1月1日がワンワンの誕生日ということを知りました! 息子に話すと、ワンワンハッピーバースデー♪ と歌っていました!」(Sさん/2歳1ヵ月)
雑誌だけでなく、「WEBげんき」の情報も、親子のコミュニケーションにつながって、よかったです♪

2023げんき読者サポーターのみなさんからは、本誌・ふろく、そして「WEBげんき」についてもたくさん意見をもらって、読者のみなさんにより良いものをお届けしていきます。

1年間、よろしくお願いします!!
しおみ りょう

塩見 亮

「げんき」編集長

2000年講談社入社。絵本、童話の編集部を経て、2018年より幼児誌「げんき」編集長。

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...