【さかなクン×甲本ヒロト】好きになったらとまらない! 夢中になるってすギョい!

NHKで放送中の『ギョギョッとサカナ★スター』スペシャル対談その1

さかなクンになる前はトラックくん、タコくんだった!?

さかなクンがお魚に目覚めるまでのお話は、自伝『さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生〜』(講談社刊)や映画『さかなのこ』(2022年公開/沖田修一監督作品)などで語られていますが、改めてさかなクンの口から語っていただきました。
甲本さん:さかなクンにも、魚を好きになる最初のきっかけがあったでしょ? 

さかなクン:そうなんです! じつは自分は小っちゃいときからものを見るのが大好きで、物ギョころ(物心)がつくぐらいのときにはダンプトラックやギョみ(ゴミ)収集車などに夢中だったんです。街を走っているのを見ると「かっこいい~!」、「うわ~!コンクリートミキサー車の丸い部分がくるくる回ってる!」とワクワク♪観察していました。それから、トラックの多様性というか、大きさとか形とか、その車の役割とかを見て、ひたすら絵を描くようになったんです。

甲本さん:トラック図鑑をつくってたんだ!

さかなクン:トラック図鑑(笑)! もしそのままトラックが好きだったら、今ギョろ(頃)は頭にダンプトラックを乗っけて「トラックくんです!」なんて言ってたかもしれないです!

甲本さん:トラックくん(笑)!
さかなクンの幼魚時代(ギョ(5)歳くらい)、“トラックくん”だったころに描いたイラスト。
さかなクン:それから小学2年生の頃にまた大きなきっかけがありました。同じクラスの友達が熱心に何かの絵を描いていたので、絵を描くのが好きな自分は「何を描いてるの?」とのぞきこんだんです。それがノートからブワ~って飛び出てくるような、そんな勢いのタコちゃんの絵だったんです。見た瞬間に「うわ~! 何だ、この生き物は!」とびっくりしちゃって!

甲本さん:魚じゃなくてタコなんだ!?

さかなクン:はい! それで、タコちゃんについては当時まったくの無知でしたので、「これはタコちゃんか! 海にくらすタコちゃんは、いったいどんなくらしをしているんだろう!」とワクワクしました。

甲本さん:トラックの次はタコに夢中になったんだね!

さかなクン:学校の図書室でタコちゃんの図鑑を読み漁っては、いろんな種類のタコちゃんがいるんだと驚きの連続で。しかも、頭と思っていたのは胴体で、頭から直接8本の足が生えている摩訶不思議な姿だということも知り、ますますタコちゃんの世界にのめりこんでいったんです!
タコちゃんに夢中になった幼魚時代のさかなクン。
さかなクン:魚屋さんに通ったり、水族館に通ったり、ついには海にも通うようになって、どんどん世界が広がっていきました。タコちゃんを探しているうちに、いろいろな海の生きものにも出会うようになって、どんどん海そのものが好きになっていったんです!

甲本さん:そこから今のさかなクンへつながっていくんだね!

取材・文/橋谷勝博(魚橋ラボ)

後半の記事へ続く!

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