サルがライチョウを食べる

ライチョウは高山にすむ鳥です。絶滅してしまうおそれもあるため、国の特別天然記念物に指定されています。年々数がすくなくなるライチョウにおいうちをかけるようなことがおこっていました。
ニホンザルが、ライチョウのヒナをつかまえて食べているのです。もともとニホンザルは、ライチョウがすむような高山にはいませんでした。またニホンザルは果実や種や葉、昆虫などをおもに食べます。これまでは、サルがライチョウを食べるようなことはありませんでした。ところが、数がふえてすむ場所を選ばなくなったニホンザルが、高山帯にもあらわれるようになり、ライチョウも食べものとしてとるようになったようなのです。
野生では、絶滅してしまったトキとおなじような深刻な事態になるまえに、対策が必要とされています。

(左)ライチョウ
(右)ニホンザル