巨大な月 スーパームーン
2016.11.18
スーパームーンという名前は、天文学界では使われていませんが、近年一つの天文現象として親しまれています。
今月14日のスーパームーンは、35万6500kmまで地球に大接近!
月と地球の平均距離はおよそ38万4400kmです。これは地球を約30個並べた距離とほぼ同じになります。
今回のスーパームーンは、その平均距離より2万7000kmあまり近くなります。
月と地球が接近するのは、昭和23年1月におよそ35万6490kmまで接近して以来、68年ぶりです。
14日は残念ながら日本列島の多くでは雨や曇りでしたが、東北地方や沖縄周辺の一部の地域、また世界各地で観測されました。
国立天文台によると、今回よりも満月が近づくのは、18年後の平成46年(2034年)だということです。
また、毎年6月頃には、大気の影響によって赤っぽく見える「ストロベリームーン」と呼ばれる現象もあります。