まるで現代の恐竜!かっこよすぎるトカゲ『グリーンイグアナ』<前編>

ワニ、オオトカゲ、ワニガメ、コブラ、ニシキヘビ…!
ああ!爬虫類にはどうしてこうもかっこいいやつらがたくさんいるのか!!
どいつもこいつも怪獣チックというかなんというか、クールな魅力にあふれている。

でももし「イチバンかっこいい爬虫類を一種類だけ選びなさい」と言われたら、キミは何を選ぶだろう?

僕はきっと悩みに悩んだすえに『グリーンイグアナ』をチョイスするだろう。
グリーンイグアナとは中央アメリカや南アメリカに分布するトカゲで、その特徴を一言であらわすなら「チョーかっこいい!!」これしかない。
▲見て!このかっこよさを!

グリーンイグアナはかっこいい上に育てやすくもあるため、ペットとしても世界中で飼われている。もちろん動物園などでもよく見かけるので知っている人も多いんじゃないだろうか。とてもとても有名なトカゲで、動物にくわしい人たちからしてみればもはや珍しくもなんともないのかもしれない。けれど、こんなにもカッコいいトカゲって世界中を見わたしてみてもなかなかいない。

体はあざやかな緑色!背中にはモヒカンヘアみたいなトゲトゲ(『クレスト』という)!するどいツメに長いしっぽ!さらに顔つきもキリッとしていてオスもメスも超イケメン!
▲グリーンイグアナの目。美しい…。
▲木を登るためカギ状になった爪。足の先までかっこいいぜ!!

そしてなにより……デカい!!
全長は大きなものでおよそ2メートルにもなる。2メートルだぞ2メートル。モンスターじゃん!

実際、森や砂浜にたたずんでいるグリーンイグアナを見ると「ああ、恐竜やそれと同じ時代を生きていた爬虫類ってこんな姿だったのかなぁ…」と思ってしまう。なんだか現実に存在している生物とは思えないようなスペシャルな迫力があるのだ。