桜の花が落ちていたら鳥のしわざ!? 桜が大好きなのは人間だけじゃない!
【ちょっとマニアな春の生きもの】サイエンスライター柴田佳秀先生が見つけた生きもののふしぎ
2022.05.09
桜の花が落ちていたら……
満開のサクラは、毎年、楽しい気分にさせてくれます。じつは、花が咲いて喜ぶのは人間だけではありません。じつは鳥たちも同じです。
目当ては花の甘い蜜。サクラの代表的な品種のソメイヨシノでは、約11万8千もの花が一つの木に咲きますから、まさに蜜の宝庫です。とくに甘い物が大好きなヒヨドリやメジロにとってはウハウハ状態。次から次へとくちばしを花の中に差し込んで蜜を吸っていきます。
スズメは、花ごとちぎって根元をかんで蜜を吸うのがやり方。くちばしが太く花の中に差し込めないので、こんなやり方になっちゃうんです。
柴田 佳秀
元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。
元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。