
【いきもの超ワールド展】国立科学博物館×ダーウィンが来た!の見どころを図鑑執筆者が徹底解説
大自然超体感シアターから巨大骨格標本まで!MOVE「ダーウィンが来た! 地球まるごと生きもの図鑑」執筆の柴田佳秀が教える必見ポイント&自由研究のヒント (3/3) 1ページ目に戻る
2026.08.05
科学ジャーナリスト:柴田 佳秀
スクープ映像をものにした取材機材
自然番組の取材は、大自然が相手です。野生動物は台本どおりに動いてくれませんし、天候も撮影スケジュールに配慮してくれるわけではありません。私もかつて北極に3ヵ月半滞在し、猛吹雪で山に閉じ込められそうになったことがあります。展示された防寒服を見ていると、懐かしさとともに、あのときの寒さまでよみがえってきました。今回は快適な温度の会場で眺められるのが、何よりありがたいところです。
生きものの映像を見るだけでなく、「これはどうやって撮ったのだろう」と撮影方法に注目するのも、自然番組のおもしろい見方です。生きものたちが進化してきたように、それを追いかける撮影機材も進化を続けているのです。
会場で見つけた「なぜ?」を自由研究に!
展示を見て驚いたことや疑問に思ったことがあったら、そこで終わらせず、『ダーウィンが来た! 地球まるごと生きもの図鑑』も開いてみてください。展示とは別の写真や映像、解説と結びつけることで、「なぜこんなに大きいのか」「どうやって撮影したのか」など、さらに新しい疑問が生まれるはずです。
そのなかから、いちばん気になった「なぜ?」を一つ選んで調べてみれば、それだけで夏休みの自由研究が始まります。展示を見終えたあとも頭に残っている「なぜ?」こそ、自分だけの研究テーマを見つける第一歩です。この夏は、特別展と図鑑を行き来しながら、生きものの不思議をさらに掘り下げてみてはいかがでしょうか。
ダーウィンが来た!:ⒸNHK































































柴田 佳秀
元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。
元ディレクターでNHK生きもの地球紀行などを制作。科学体験教室を幼稚園で実施中。著作にカラスの常識、講談社の図鑑MOVEシリーズの執筆など。BIRDER編集委員。都市鳥研究会幹事。科学技術ジャーナリスト会議会員。暦生活で連載中。MOVE「鳥」「危険生物 新訂版」「生きもののふしぎ 新訂版」等の執筆者。