闇に堕ちた黒鋼スパナがマルガムに変身! どうする宝太郎!【仮面ライダーガッチャード】
3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第20話】
2024.01.28
見どころ その1:よみがえったスパナの両親! その正体は!?
これからはガッチャードとマジェード、ふたりの仮面ライダーが力を合わせて闇の錬金術師グリオンの脅威に立ち向かっていくのです。
しかし、グリオンは虎視眈々と宝太郎たちをねらっています。
今日もアトロポスが捕らえたケミー、エンジェリードとミイラ人形を融合させてエンジェルマルガムを生み出しました。
グリオンは10年前にやり残した実験を完遂させようとしているようです。
一方、宝太郎の母・珠美が、同窓会のためキッチンいちのせは休業中、そこへやってきたのは黒鋼スパナの師匠・枝見鏡花でした。
鏡花は開発中だったガッチャードライバーを取り出し、宝太郎たちに頼みがあるのだと言いました。
聞くと、このドライバーはスパナ用に開発した特殊なものだが問題がふたつあるのだそうです。
ひとつは、ダイオーニとマッドウィールの2枚のレベルナンバー6をそろえることで起動するそうなのですが、肝心のマッドウィールのカードは、ミナトに奪われてしまったままということ。
そしてもうひとつは、スパナが黒い炎に飲み込まれてしまったら仮面ライダーにはなれないということでした。
そもそもスパナが14歳だった10年前、グリオンが禁じられた錬金術を使ってこの世に破滅をもたらす暗黒の扉を開こうとしたとき、スパナの両親はこれを防ぐためグリオンに立ち向かいました。
しかし、ふたりはグリオンに敗れ、命を落としてしまったのです。
鏡花が話を終えようとしたそのとき、スパナから鏡花に連絡が入りました。
なんと、スパナの両親が帰ってきたというのです。
「最悪の事態だ」とつぶやく鏡花、その真相とは如何に?
見どころ その2:スパナがウィールマルガムになって大暴れ!
エンジェルマルガムは、スパナの両親を生き返らせたのは自分だとスパナに伝えます。
たとえ死人であろうとも、両親を守ろうとするスパナはエンジェルのマルガムに立ち向かっていきますが、エンジェルマルガムの力のほうが上回り、一方的にたたきのめされてしまいました。
エンジェルマルガムは両親を元の土くれに戻すと言いながらふたりに迫ります。
そこへ鏡花の依頼を受けた宝太郎とりんねが駆けつけました。
宝太郎はファイヤーガッチャードに、りんねはマジェードに変身してエンジェルマルガムと戦います。
スパナは両親とともにその場から逃げようとしますが、その行く手にはグリオンとミナトが待ち構えていました。
グリオンはスパナの中に秘められた暗黒の力を解き放つと言いながら、錬金術でスパナの両親の首を締め上げたのです。
スパナはガッチャードに助けを求めますが、ガッチャードもグリオンの暗黒錬金術に阻まれて助けることができません。
そしてスパナが見守るなか、両親の身体は徐々に崩壊、最後は完全に消滅してしまったのです。
スパナは喪失していた10年前の記憶を蘇らせました。あのときも同じように自分の目の前で両親たちはグリオンによって消滅させられたのです。
絶望し、慟哭するスパナの全身から真っ黒な炎が燃え上がったかと思うと、グリオンが錬金術を発動、ミナトのもとから飛び出したマッドウィールのカードが黒い炎に飲まれ、スパナはウィールマルガムになってしまったのです!
これこそグリオンが10年前に垣間見たスパナがもつ強大な力であり、今、その力は暗黒に堕ちてしまったのです。
怒り狂うウィールマルガムは、エンジェルマルガムと戦うガッチャード、マジェードも見境なく襲いかかっていきました。
あまりにすさまじいウィールマルガムのパワーを前にしてエンジェルマルガムは一時撤退し、スパナは変身解除して宝太郎たちの前から去っていきました。
見どころ その3:スパナを救うため立ち上がったファイヤーガッチャードとマジェード!
宝太郎は悪意に飲み込まれたスパナをなんとか助けたいと行動を開始しました。
そのころ、鏡花と対面していたスパナは、10年前、なぜ鏡花が自分の記憶を消したのかと詰め寄ります。
鏡花は、スパナがグリオンに支配されぬよう守ったのだと答えました。
10年前、グリオンによってスパナの両親が消されたとき、これを物陰から見ていた幼きスパナの全身から真っ黒な炎が吹き上がったのです。
そしてスパナをグリオンの死角へ引き寄せて炎を消したのが鏡花だったのです。
そのとき鏡花は、幼きスパナの怒りを沈めるため、自らの腕に大きな傷を負ったのでした。
スパナは錬金術の天才だが、同時に冥黒の力に染まりやすい危険な素質をもっていると鏡花は言います。だからそのときスパナの記憶を消したのでした。
しかし、両親を目の前で殺されたスパナの怒りと悲しみを完全に消すことはできず、記憶を蘇らせるたびに鏡花はスパナをなだめ続けていたのです。
スパナにチェスを教えたのも感情に心乱されず常に冷静に先を読むことを学ばせ、“戦いの美学”という鎧を着せようと鏡花は考えていたのでした。その結果、スパナの本当の力は封じ込まれていたのです。
宝太郎たちが研究室の前にやってくると、待ち受けていたのはエンジェルマルガムでした。マルガムはグリオンのもとへスパナを連れ去ろうとしています。
宝太郎とりんねはそうはさせまいと仮面ライダーに変身、エンジェルマルガムと格闘を繰り広げます。
戦いの傍ら、スパナの身体をまた黒い炎が覆いました。そして、今、スパナは鏡花と決別しようとしているのです……。
どうなるスパナ!? 次回が気になりますね!
『仮面ライダーガッチャード』クイズ
黒鋼スパナの両親は何の錬金術のエキスパートだった?
①武装錬金術 ②防御錬金術 ③戦闘錬金術