あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月16日」(2004年)。
ナイトレイダーに入隊した孤門は、工場に出現した巨大なスペースビースト・ペドレオン(グロース)と交戦していた。しかし、敵は近くにいた人間を人質にとる。地球解放機構・TLTの作戦参謀である吉良沢 優は、人質を犠牲にしてでもペドレオン(グロース)を撃破するよう命令。
すると、ひとりの男が現れる。孤門と西条 凪副隊長は、その男が銀色の巨人に変身する瞬間を目撃したのだった。
ネクサスがジュネッスに変身!
ペドレオン(フリーゲン)は市街地に迫っていた。ネクサスは、銀色のアンファンスから、赤い体色のウルトラマンネクサス ジュネッスに強化変身。不連続時空間・メタフィールドを展開し、ペドレオン(フリーゲン)をその中に誘導する。その後、空中に巨大な爆発が起きるのだった。
スペースビーストの出現を示す「ビースト振動波」は消え、ナイトレイダーは帰還。ネクサスが、敵を倒したのだ。しかし、ネクサスに変身していた青年・姫矢 准は変身を解除すると、「完全には仕留められなかった……」と呟くのだった。
後日、孤門は和倉英輔隊長とともにTLTの上層部から事情聴取を受ける。ネクサスを、直感的に「ウルトラマン」と呼んだ孤門は、ネクサスのことを自分の命の恩人だと言い、信頼していた。しかし、和倉隊長はネクサスが味方になり得るのかについて、まだ結論を出せていなかったのだった。