1月21日 ウルトラセブン 岩石のような姿の宇宙人アンノンの狙いとは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」1月21日(1968年)

テレビマガジン編集部

1968年1月21日は『ウルトラセブン』第16話「闇に光る目」が放送された日です。アンノン星探索のために打ち上げられるも、消息を絶っていた無人宇宙船・サクラ9号が突如地球に帰還してきた。地獄山山頂に落下したサクラ9号の確認にやってきたウルトラ警備隊の目の前で、サクラ9号は爆発。それは、まるでこれみよがしに自爆したかのようにさえ感じた。

さらに、ダンは現場で耳鳴りのような謎の高い音を聞くが、同行しているアンヌ隊員とアマギ隊員には聞こえないようだ。また、そのとき、近くの岩には謎の巨大な目のようなものが現れていたが、ダンたちが気づくことはなかった。

地獄山で4足の怪獣のような形をした不思議な石を見つけたヒロシ少年は、石を持っての帰路で友人たちに遭遇してしまう。友人たちはヒロシの石を無理やり取り上げようとするが、近くの木に謎の目が浮かび上がると、友人たちは頭痛がしてその場にうずくまってしまう。その隙に逃げるヒロシ。その場にやってきたダンは怪しい目を発見し、ウルトラガンを撃つも目は消えてしまう。
ヒロシが拾った怪獣のような石は、アンノンの体だった!  ©円谷プロ
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その夜、自室で石を磨いていたヒロシの部屋に目が現れ、「自分の体を返してもらいにきた」と語りかけてきた。石は、謎の目の体だったのだ。目はヒロシがいじめられていることを知っており、「自分の願いを聞けばヒロシを強い子どもにしてあげる」と言って、石を地獄山まで持ってくるよう要求する。それを了承したヒロシは、親に隠れてこっそり外出する。
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