あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月10日」(1999年)。
夜の街に、以前ガイアが倒したガンQが再び現れた。姿を消したガンQを調査する我夢は、超能力を使う沢村修作という少年と知り合う。彼はガンQの化身である戦国時代の呪術師・魔頭鬼十郎の子孫だった。
ガンQが再び出現!
一日中ずっと調査をしていた我夢は、ケーキ屋で甘いものを食べていると、超能力を使う少年を目撃する。その少年・沢村修作は頻繁に謎の男の夢を見ていた。その男は、戦国時代の呪術師・魔頭鬼十郎(まとう きじゅうろう)で、修作はその子孫らしい。一方、XIGも魔頭鬼十郎のことが記された古文書を見つけ、鬼十郎がガンQを操っていることを知る。
すると、再びガンQが出現。その現場で、修作は対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D. の基地、ジオ・ベースの情報部門・リザードに所属する瀬沼に保護される。そして、修作は我夢と対面。修作は、我夢がガイアとなって初めて戦ったコッヴが出現してから超能力が使えるようになったらしい。
修作は夢の中で、魔頭にその力を貸すこと、血の宿命からは逃れられないと迫られていた。