12月7日 ウルトラマンタロウ 怪獣に操られた人間が変化するのはなんと口の中!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月7日(1973年)

テレビマガジン編集部

謎のお面にひざまずく岩坪を目撃した清彦は、岩坪や作業員たちに見つかり、捕まりそうになる。それでも、なんとかマンションから脱出した清彦。たまたま近くを通りかかった警官に助けを求めるが、まともに取り合ってもらえない。ZATに通報するが、ZATも計器に反応がないという理由で、調査をしてくれなかった。誰も自分の話を信じてくれないことに落ち込む清彦だったが、大好きな姉を守るために奮起。相手は焼き芋を異常に熱がったことから、熱が弱点と考え、焼き芋のリヤカーを引いて単身、マンションに向かう。

清彦は、熱した石を作業員にぶつけると、同じく熱した鉄の棒を持って、マンションに侵入。謎のお面のある部屋まで、たどり着く。しかし、弱点を突いたとはいえ、ひとりの子どもが、数人の大人には敵うことはできず、清彦は捕まってしまう。だが清彦は、作業員たちが乗っ取られているのではなく、お面から出る光で操られていることに気づく。そこへ、清彦を探しに、光太郎たちがやってきた。清彦は、光太郎にもらったブザーを鳴らして居場所を知らせると、それを聞いた光太郎たちが降りてきた。

しかし、お面の力により、光太郎たちは作業員たちをうまく抑え込めない。すると、清彦は光太郎が落としたZATガンで、お面を攻撃。お面はマンションを破壊しながら巨大化し、本来の姿である怪獣・グロストの姿を現した。光太郎はウルトラマンタロウに変身して、清彦や正気に戻った作業員たちを救出。戦闘を開始する。しかし、グロストは冷気を吐いて、タロウを氷漬けにしてしまう。そこに、ZATが援護にきた。タロウはその隙に、キングブレスレットで太陽の光を利用して高熱を放射させ、氷を溶かした。体勢を立て直したタロウは、グロストに格闘戦でダメージを与え、シューティングビームで勝利を収めたのだった。
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