あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月2日」(1967年)。
無人探査機による、未開の惑星「Q星」の探査が行われた。しかし、突如中継基地となる宇宙ステーションV2からの連絡が途絶えてしまう。科学特捜隊は宇宙船・白鳥号で出動。しかし、爆発の危機に瀕した宇宙ステーションV2の故障箇所を修理するためには、Q星で調査を行う無人探査機に使用しているBMヒューズが必要だった。ハヤタたちはヒューズを手に入れるため、未知のQ星に降り立つ。
科学特捜隊が宇宙ステーションV2に向かう
28時間の長旅の末、V2のもとに到着した科学特捜隊だったが、呼びかけても応答がない。V2の職員たちは、閃光を浴びて一時的に視力を失っていたのだ。ハヤタたちから応急処置を受けた職員たち。幸い視力以外に異常はなく、彼らは事情を話す。調査の結果、閃光によりV2のBMヒューズが切れたことが、通信不能になった原因であることが判明。しかし、BMヒューズが切れたことによってV2の機能が暴走し、搭載している原子炉が危険な状態にあることがわかる。
V2の爆発まで、あと24時間。それまでに修理を完了させる必要があるが、地球からBMヒューズを取り寄せている時間はない。そこで、Q星で探査をしているプロスペクターのBMヒューズを使用することが決定。科学警備隊は未知の惑星に、その足で降り立つのだった。