2月27日 ウルトラQ 洋館に棲む巨大蜘蛛タランチュラは人の化身!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月27日(1966年)

テレビマガジン編集部

1966年2月27日は『ウルトラQ』第9話「クモ男爵」が放送された日です。ある日の夜、とある灯台に巨大な蜘蛛が現れ、職員を襲っていた。万城目、由利子、一平はパーティーを終え、友人の葉山、竹原、今日子と2台の車で帰路についていた。しかし、霧が立ち込めたことで道に迷い、さらに周囲の様子を確認しにいった一平と竹原は、底なし沼に落ちてしまう。

なんとか救出された一平たちであったが、夜中にずぶぬれとなってしまったふたりは寒さに震えていた。すると、森のなかに明かりが見える。万城目たちはその明かりに近づくと、そこには一軒の洋館が建っていた。洋館には誰もおらず、いたるところに蜘蛛の巣が張っている。万城目たちは沼に落ちたふたりを休ませるために、館を借りることに。

しかし、人がいないのに明かりが見えていたのは謎だった。そこで万城目は、クモ男爵の噂を思い出す。今から約90年前、蜘蛛をこよなく愛する「クモ男爵」と呼ばれる男爵がおり、世界中からさまざまな蜘蛛を集めて、屋敷で暮らしていた。しかしある日、男爵の一人娘が毒蜘蛛・タランチュラに刺されてしまう。さらに、その毒で暴れまわり、底なし沼に落ちてしまった。男爵は悲しむが、娘はタランチュラとなって甦り、ふたりは屋敷でひっそりと暮らしたという。
次のページへ タランチュラが万城目たちを襲う!
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