3月9日 異色ヒーロー・ウルトラマンゼアスがベンゼン星人と激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月9日(1996年)

テレビマガジン編集部

戦え! ウルトラマンゼアス!

気弱な勝人を元気づけようと、Mydoの女性隊員、星見 透は勝人をスカイフィッシュに乗せて飛行。すると、コッテンポッペが吸収した金エネルギーをベンゼン星人に与えているところを目撃する。すべてはベンゼン星人の企みだったのだ。

翌日、悪神は再びガソリンスタンドに来店し、勝人に嫌がらせをする。その後、透と子どもたちを誘拐。勝人は電動歯ブラシ型の変身アイテム・ピカリブラッシャーで歯を磨き、ウルトラマンゼアスに変身。透たちを助けるために飛び立つ。

そのころMIDORIは、ベンゼン星人がゼアスに、コッテンポッペにむけてスぺシュッシュラ光線を撃たせようとしていることを導き出し、大河内隊長に報告していた。コッテンポッペはスぺシュッシュラ光線を受けると、地球を崩壊させるほどの爆発を起こす。地球のマントルには人類が知らない莫大な金エネルギーが眠っており、ベンゼン星人は地球を爆破することでその金エネルギーを吸い取るつもりなのだ。

コッテンポッペと対峙したゼアスは、スぺシュッシュラ光線を放とうとするが、現場に急行したMydoはスカイフィッシュ1号の信号でゼアスにメッセージを送り、事なきを得る。

目論見が外れたベンゼン星人は作戦第2弾として、大量の泥を発生させ、ゼアスとコッテンポッペの間に泥の海を作る。ベンゼン星人は、潔癖症のゼアスは泥の中に入ることができないためスペシュッシュラ光線を撃つと考えたのだ。

しかし、ゼアスは勇気を出して泥に足を踏み入れた。ところが、足を滑らせて泥の海にずっぽりと沈む。ピンチのゼアスに対し、誘拐された子どもたちは諦めずに「シュワッチ! シュワッチ! がんばれゼアス!」と声援を送る。そして、透は勝人が「勇気がわいてきて力がみなぎる」と言っていたフルートを奏でる。

すると、ゼアスが泥から飛び出して復活した! ゼアスはコッテンポッペと交戦。ベンゼン星人も参戦してきた。1対2の状況にゼアスは苦戦するが、光線の同時攻撃をタイミングよく回避。ベンゼン星人たちは同士討ちしてしまう。

ゼアスはキックでコッテンポッペを気絶させ、スーパー・ゼアス・キックでベンゼン星人を宇宙に蹴り飛ばす。そして、コッテンポッペを宇宙まで運び、そこでスぺシュッシュラ光線を発射。コッテンポッペを撃破するのだった。

ウルトラマンゼアス

戦いは得意でなかったが、地球に現れる敵と戦ううちに心身ともに成長していった  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラヒーロー事典】
ウルトラマンゼアス
身長/60メートル
体重/5万4540トン

Z95星雲ピカリの国からやってきたウルトラマンで、ふだんは正体を隠して超宇宙防衛機構 Mydoの見習い隊員兼ガソリンスタンドの従業員として働いている。必殺技はウルトラマンのスペシウム光線を鏡の前で練習したため、左右が反転した構えで繰り出すスペシュッシュラ光線だ。

初登場エピソード:『ウルトラマンゼアス』(1996年3月9日より上映開始)
脚本:長坂秀佳/監督・特技監督:中島信也

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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3月9日はウルトラマンゼアスがベンゼン星人を倒した日

3月9日は、地球を爆発させてマントルに眠る金エネルギーを奪おうとするベンゼン星人を、ウルトラマンゼアスが撃退したエピソードの日。ゼアスは潔癖症を克服し、地球を狙う悪を倒すことができました。

とんねるずなどMydoの隊員もユニークなメンバーが演じていた『ウルトラマンゼアス』。翌1997年には続編映画が公開されています。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。