3月2日 ウルトラマンコスモス ラグストーンが人の感情を奪う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月2日(2002年)

テレビマガジン編集部

ラグストーンがコスモスに突撃!

小型カメラを搭載した眼鏡をかけて、館に侵入したシノブ副隊長。しかし、彼女は石が発した光を浴びると、倒れてしまう。ムサシたちは館に乗り込みシノブ副隊長を救出。彼女の体を検査した。

シノブ副隊長が浴びた光は、脳が刺激されることで人間の中に眠っていた能力が目覚め、運動能力や学習能力が向上する作用のあるものだった。しかし、同時に感情を司る脳波を石が吸い取ってしまう。この光を浴びた人間は、能力の高いロボットのような存在になってしまうのだ。さらに、光には中毒性があり、館は封鎖されるも、一度光を浴びた人々は、光を求めて集まっていた。

敵の目的は、生物を労働力にすることだと推測するムサシ。すると、石は巨大な怪獣・ラグストーンに変貌した。さらに、どこからか円盤が現れ、円盤からエネルギーを受けたラグストーンは、人々を催眠状態にかけて自分の近くに誘き寄せはじめる。

ムサシはウルトラマンコスモスに変身。ルナモードからコロナモードになり、ラグストーンと戦闘を開始する。しかし、ラグストーンはタックルを仕掛けコスモスを攻撃。コスモスはそのパワーとスピード、ネイバスター光線も効かない防御力に苦戦する。カワヤは、ラグストーンが人間の感情を吸収していることから、力ではなく感情に訴えかけるよう伝える。それを聞いたコスモスは、ルナモードに戻るとフィールウォーマーを発射。ラグストーンは動きを止め、吸収した人々の感情は、持ち主の元に戻ったのだった。

催眠魔獣 ラグストーン

防御力とスピードに優れ、コスモスを追い詰める  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
催眠魔獣 ラグストーン

身長/56メートル
体重/7万1000トン

生物の運動能力や学習能力を高め、同時に感情を吸収する怪獣。その正体は、人間の研究を行うためにノワール星人が送り込んだものだった。アメリカンフットボール選手のような戦い方が特徴。

登場エピソード:『ウルトラマンコスモス』第35話「魔法の石」(2002年3月2日放送)
脚本:川上英幸/監督・特技監督:原田昌樹

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3月2日は怪しい館が出現した日

3月2日は、人の能力を向上させる代わりに、感情を奪う謎の館が出現したエピソードの日。シノブたちは感情を取り戻し、無事に帰還することができました。一方、ラグストーンは、謎の円盤によって回収され、円盤は姿を消したのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。