3月2日 ウルトラマンコスモス ラグストーンが人の感情を奪う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月2日(2002年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月2日」(2002年)。
ラグストーンと戦うウルトラマンコスモス コロナモード  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

SRC特殊医療基地の医師であるカワヤ・ノボルは、急に優秀になった部下の右田医師を不審に思い、後をつけていた。すると、怪しい館にたどり着く。右田は、ラグストーンによって潜在能力の発揮と引き換えに、感情を吸収されていたのだ。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

様子がおかしい右田医師

2002年3月2日は『ウルトラマンコスモス』第35話「魔法の石」が放送された日です。女好きであり、トレジャーベースの全女性職員にフラれるという記録を持つカワヤ。ムサシとシノブ副隊長は、ある日街でカワヤを発見。女性をストーカーしていると思い、声をかける。しかし、カワヤが後を追っていたのは男性だった。

カワヤが追っていたのは、部下の右田医師だった。右田は最近様子がおかしく、キャッチボールで160キロの豪速球を投げたり、10年間開発を続けてもできなかった新薬を3日で完成させてしまったらしい。後日、カワヤが再び右田を尾行していると、妙な館を発見。そこには、右田だけでなくプロゴルファーになった学生時代の友人や、野球選手など有名な人物が集まっていた。

カワヤは「仲間にならないか」と誘われ、館の中に入る。そこには、数名の人物が、光る楕円形の物体を囲んでいた。しかし、カワヤはその球体から拒絶され、館から追い出されてしまう。カワヤは、そのことをムサシたちに相談。シノブ副隊長が潜入捜査を行うことになる。
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