あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月2日」(2002年)。
SRC特殊医療基地の医師であるカワヤ・ノボルは、急に優秀になった部下の右田医師を不審に思い、後をつけていた。すると、怪しい館にたどり着く。右田は、ラグストーンによって潜在能力の発揮と引き換えに、感情を吸収されていたのだ。
様子がおかしい右田医師
カワヤが追っていたのは、部下の右田医師だった。右田は最近様子がおかしく、キャッチボールで160キロの豪速球を投げたり、10年間開発を続けてもできなかった新薬を3日で完成させてしまったらしい。後日、カワヤが再び右田を尾行していると、妙な館を発見。そこには、右田だけでなくプロゴルファーになった学生時代の友人や、野球選手など有名な人物が集まっていた。
カワヤは「仲間にならないか」と誘われ、館の中に入る。そこには、数名の人物が、光る楕円形の物体を囲んでいた。しかし、カワヤはその球体から拒絶され、館から追い出されてしまう。カワヤは、そのことをムサシたちに相談。シノブ副隊長が潜入捜査を行うことになる。