ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 王様戦隊って今結成されたの…?
スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第19話】
2023.07.09
バグナラクに占拠されたコーカサスカブト城
密かにランスを手に入れ、始祖の王冠を奪ったカグラギは、王冠をギラに託し、ギラは王冠の力でたったひとりでエクストリームキングオージャーを完成させて、黒いキングオージャーZEROを打ち倒しました。
しかし、その代償に、シュゴッダムはバグナラクの手に落ちてしまったのです。
バグナラクの宰相カメジムに虫ピンの切っ先を突きつけられて、やむなくラクレスはチキューの民に向けて、シュゴッダムの地にバグナラクの民を受け入れたのだと公言します。
イシャバーナでこの状況を見ていたギラたちでしたが、今となってはシュゴッダムの民を守ることが最優先事項だと、ヤンマ・ガスト、ヒメノ・ラン、カグラギ・ディボウスキ、リタ・カニスカらと新たな同盟を締結、治療中のヤンマを除いた一行はシュゴッダムに向かいました。
しかし、ヤンマがベッドの上でじっとしていられるわけがありません。同じく治療中だったジェラミー・ブラシエリを焚きつけジェラミーの煙幕を使って脱出し、一行の後を追ったのでした。
一方、シュゴッダム・コーカサスカブト城では占拠したバグナラクにより城の者たちが集められ公開処刑が開始されようとしていました。
城中の危機をカグラギに通信した妹のスズメは、兄たちが到着するまでの時間を稼ごうとラクレスの側近ドゥーガを発奮させますが、ラクレスはデズナラク8世の命じるままに、異を唱えるドゥーガまでをも手にかけようとする始末。
それでもシュゴッダムとバグナラクの和平は対等だとデズナラク8世に抵抗しますが、お前は傀儡として生かされているにすぎないと、デズナラク8世は冷酷に突き放し、手下のダイヤモンドダンジームを使ってラクレスに制裁を加えます。
痛めつけられボロボロになりながらも抵抗していたラクレスですが「私の大義は必ず果たす」と言い残し、城外へと逃げるほかありませんでした。
「王様戦隊キングオージャー」結成す!
ジェラミーはヴェノミックスシューターから発射した糸でラクレスを捕らえます。
ヤンマはラクレスの喉元に剣を突き立て、ラクレスが詫びる間もなく剣を振りかぶると、ラクレスは悲鳴をあげて、たまらずその場に尻餅をつきました。するとなぜかトウフの巨大座布団が出現し、オナラの爆音が鳴り響いたのです。
啞然とするラクレス、加えて遅れて駆けつけたギラも呆然としています。
どうやらヤンマとジェラミーの気はこれで晴れたようでした。
ギラたちは、糸で拘束したラクレスをコーカサスカブト城の玉座に座るデズナラク8世のもとに突き出します。
無礼な振る舞いにデズナラク8世たちは、シュゴッダムの民たちは言わば人質であるとギラたちを脅しますが、遅れてやってきたヒメノとカグラギが、街にあふれていたバグナラクを一掃したこと、国民の怪我の治療も避難も終結したことを伝えたのです。
さらにリタが追随、世界を脅かす敵を国同士一丸となって倒す新たな組織の結成を宣言します。
その名は、五王国異様(ことさま)事案対策用戦略部隊。通称は守護神の名に由来して「王様戦隊キングオージャー」!
今ここに、ようやく6人の「王様戦隊キングオージャー」が結成されたのであります!