「世界一大きい乗り物」に秘められた、とんでもないすごい秘密!

世界最大の乗り物には秘密がいっぱい。親子で楽しむスペシャルクイズ!

テレビマガジン編集部

船、列車、自動車、飛行機、ロケット、はては宇宙船まで、人類はさまざまな乗り物を発明し、利便性、快適性を求めて発達させてきました。

人や物を運ぶ乗り物は、より速くより大量に運べるように、そして、重機など機械を使って作業をおこなう乗り物は、より強くより高い効率性を求めて進化してきました。なかには「なんでこんなに大きいの?」「こんなに大きくてちゃんと走るの? 動くの?」と驚くほど巨大化した乗り物があります。

もちろん、大きいことにはそれぞれ理由がありますが、じつは「大きい乗り物」には、意外なものが装備されていることがあります。そうした装備や乗り物の秘密の深淵を、覗いてみましょう。
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世界一大きいショベルカー「バガー293」

たとえば、ドイツでつくられた世界一大きいショベルカー「バガー293」は、長さ225m、高さ96m、重さ1万4200トンもあります。鉱山などで露天掘りに使われる「バケットホイールエクスカベーター」という重機です。
全長225mの「人類史上最大の自走する機械」  写真:picture alliance/アフロ
直径20m以上のホイールに18個のショベルが付いていて、ホイールを強い力で回転させながら、ショベルで大量の土砂や鉱物を削り取ります。その量は、1日の作業で大型ダンプカー2万2000台分。ものすごい量です。

長さ225mというのは、日本の国会議事堂の横幅より長く、これがクローラー12個を使って、最高時速600m(分速10m)で、実にゆっくりですが移動します。国会議事堂の建物がじわりじわりと横に動くのを想像すると、その迫力がわかるでしょう。まさに「人類史上最大の自走機械」です。では、ここで問題です。
クイズ① バガー293の乗員は5人ですが、作業を効率的に進めるために、車内には運転席だけでなく、意外な設備があります。それは何でしょうか?

①車庫 ②お風呂 ③レストラン ④ジム
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