今回は、『ウルトラマン』の防衛チーム、透明怪獣ネロンガや宇宙忍者バルタン星人と激闘をくりひろげた科学特捜隊のメカをご紹介しましょう。
地球を怪獣や侵略者から守るスーパーメカ誕生!
高い機動性と汎用性を兼ね備えた垂直離着陸機であるジェットビートルですが、実は機体にバリエーションがあるのをご存知でしょうか。
よく見られる機体番号は、第1話から登場するSⅢと第16話から登場する117ですが、ほかにも118など少なくとも4バージョンの機体が確認されています。
搭載した多彩な装備で、平和を守れ!
メインの武装は主翼の先から発射されるロケット弾ですが、ほかにも強力乾燥ミサイルや消火剤噴霧装置など怪獣の特性に合わせたさまざまな装備を使ってバトルを繰り広げます。
第26話では3機のジェットビートルから下げたネットに乗せて、体重2万トンの古代怪獣ゴモラをジョンスン島から六甲山まで運んでおり、その優れた汎用性にはびっくりです。
さらにこれも岩本博士開発のハイドロジェネード・サブロケットエンジンを装着することによって、宇宙にまで活動の幅を広げ、侵略者との大気圏外での戦いや宇宙のパトロールまでできるようになりました。
まさに「地球の守り神」と呼ぶにふさわしい活躍をみせてくれるジェットビートルなのです。
水中へ! 地底へ!! さらに宇宙へ!!!
水中に現れる怪獣には、第1話で宇宙怪獣ベムラーを追撃した特殊潜航艇S号があります。
地底で暴れる怪獣には、黄金怪獣ゴルドンとの戦いが印象的な地底戦車ベルシダーがあります。
そして宇宙専用機としては、宇宙ロケット白鳥やスペースタンクがあり、光熱怪獣キーラや砂地獄怪獣サイゴの棲むQ星に乗り込みました。
ウルトラマンとその最大の理解者でもある科学特捜隊は、正義の心で結ばれたチームを組むことで、怪獣や侵略者から人々を守り続けることができたのです。
『ウルトラメカ大全』でスーパーメカの進化と戦歴をチェック!
そんなウルトラメカの実戦投入の歴史と全容、そしてウルトラヒーローとの共闘の歴史を、『ウルトラマン』から『ウルトラマンブレーザー』まで追ったのが『講談社MOOK ウルトラメカ大全』(税込定価:2970円)です。
人類が知恵を振り絞って、怪獣や侵略者と戦い続けてきた歴史をぜひ確認してください。
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga