12月18日 ネクサスの前日譚 ウルトラマン・ザ・ネクスト登場!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月18日(2004年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月18日」(2004年)。
初変身した時のウルトラマン・ザ・ネクスト アンファンス。身長は10メートルと他のウルトラヒーローや怪獣より小さい  ©️円谷プロ PHOTO/講談社
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劇場作品『ULTRAMAN』は、2004年12月18日より上映が開始された。同年にテレビ放送が開始された『ウルトラマンネクサス』の前日譚にあたる。

航空自衛隊のパイロットだった真木舜一は退官を目前にしていたが、スクランブル発進で謎の赤い発光体と衝突。機体は爆散するも、奇跡的に生還した。その後、民間航空会社・星川航空でセスナのパイロットとして穏やかな毎日を送っていた真木だが、ある日、防衛庁の特殊機関「BCST」に拘束される。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

何者なのか!? ザ・ワンとザ・ネクスト

航空自衛隊でF-15のパイロットを務める真木舜一は、先天性の疾患を抱えた息子の継夢との時間を取るため自衛隊を退官することを決意していた。そんなある日、スクランブル発進した真木は、赤い発光体と接触。機体は爆発炎上するも、真木は骨折一つなく生還した。

自衛隊を辞め、セスナのパイロットとして再就職し家族と穏やかな日常を送っていた真木だったが、ある日のフライトで乗客に脅され、予定とは違う場所に連れていかれる。

その客は水原沙羅という防衛庁の特殊機関・BCSTの化学担当官だった。着陸後、真木は自衛隊員たちに銃を突き付けられ、山中の謎の施設に連行された。そこで、真木は青い発光体と融合した海上自衛官の男性が怪物に変貌し、人間を殺し脱走したことを伝えられる。その怪物は、初めて確認された地球外生命体ということから「ザ・ワン」のコードネームで呼ばれており、真木は「ネクスト」にあたるという。

広間の中央にあるシェルターに閉じ込められた真木。すると、ザ・ワンが現れた。真木はザ・ワンを誘き寄せるために使われたのだ。自衛隊員たちは、ザ・ワン用に開発された特殊兵器で攻撃するが、その毒の免疫を持っているザ・ワンは死なず、大量のトカゲを吸収して巨大化。自衛隊員たちを殺害し、水原も手にかけようとする。

すると、強固なシェルターを破壊し、真木が現れた。そして、真木はウルトラマン・ザ・ネクスト アンファンスに変身し、ザ・ワンと戦いをはじめた。優勢のウルトラマン・ザ・ネクストであったが、ザ・ワンと違い完全に人間と同化していないため、エネルギーが尽きてザ・ワンを取り逃してしまう。
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