12月17日 ウルトラマン 夕陽に死す ナックル星人の魔の手

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月17日(1971年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月17日」(1971年)。
ウルトラマンジャックを襲うナックル星人(左)とブラックキング(右)  ©️円谷プロ
1971年4月2日より放送が開始された『帰ってきたウルトラマン』の主人公は郷 秀樹。カーレーサーを目指していた郷は、怪獣タッコングの襲撃の際に子どもを守って命を落とすもウルトラマンジャック(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と一体化し復活。怪獣攻撃隊MAT(マット)に入隊し、怪獣から地球を守るために戦うことを決意する。

郷はウルトラマンジャックになりMATに入隊する以前は、坂田自動車修理工場で勤務をしていた。経営者であり坂田一家の長男である坂田 健は、郷の良き理解者。郷がMAT入隊後も彼を気遣い、プリズ魔の襲来時も、隊長不在のためMATとして行動できない郷を助けた。長女のアキは郷の恋人。次男の次郎は郷のことを兄のように慕っておりヤドカリ怪獣 ヤドカリンとの戦いに巻き込まれたこともある。

しかし、そんな坂田一家、そして郷に悲劇が起きるのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

暗躍するナックル星人

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