あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月8日」(2002年)。願いを叶えるとも言われている神秘の生命体「スノースター」が観測される。
フブキ隊員の言う「良い怪獣」「悪い怪獣」という表現に疑問を持つムサシ。そんな中、地球に出現したアルケラは街に向かって進撃するが、アルケラは人類に有益なスノースターに変態した。
命が尽きようとするアルケラを見守るムサシたち
スノースターを見ると、願いが叶うという言い伝えもある。フブキ隊員は「悪い怪獣のでない平和な世の中」になるよう願っており、他のメンバーはフブキがそんな願いをしていたことに驚くが、ムサシはフブキが言った「悪い怪獣」という言葉に疑問を抱いていた。
すると、森林地帯に怪獣が出現したとの連絡が入る。その怪獣・アルケラは、市街地に向かって進んでいた。チームEYESは出撃してアルケラを捕獲しようとする。すると、アルケラは2発だけ爆光弾を吐いたものの市街地に入る前に歩みを止め、その場に倒れた。麻酔弾が効いたのだと考えるムサシ。
しかし、アルケラは生体反応が弱まり、細胞も死にかかっていることがわかる。もともと、アルケラの命は尽きようとしていたのだ。ヒウラキャップは、捕獲も攻撃もせず、警戒態勢を続けたままアルケラの最期を看取ることを決めた。