12月11日 ウルトラマントリガーとバリガイラーが相撲勝負!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月11日(2021年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月11日」(2021年)。
バリガイラーと戦うウルトラマントリガー パワータイプ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2021年7月10日より放送が開始された『ウルトラマントリガー』。1996年より放送された『ウルトラマンティガ』の系譜を受け継いだ本作は、地球平和同盟TPUのエキスパートチーム・GUTS‐SELECTに所属するマナカ ケンゴがウルトラマントリガーに変身し、超古代の闇の巨人や怪獣たちと戦いを繰り広げる。

トリガーが、ティガのようにマルチタイプ、パワータイプ、スカイタイプの3タイプを使い分けることや、「超古代」や「GUTS」という『ウルトラマンティガ』を連想させるキーワードがちりばめられているのも特徴だ。その理由の多くは、シリーズ終盤で明かされた。

地球星警護団の巫女・ユザレの力を覚醒させた、GUTS‐SELECTのシズマ ユナ。闇の巨人のひとりであるヒュドラムは、地球に眠る究極のエネルギー体・エタニティコアを手にいれるため、ユナをある怪獣に誘拐させようとする。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ヒュドラムがバリガイラーにユナの誘拐を依頼

2021年12月11日は『ウルトラマントリガー』第20話「青いアイツは電撃と共に」が放送された日です。仲間であるカルミラとの対立が決定的になったヒュドラム。ユザレの力に覚醒したユナを、カルミラよりも先に確保する必要があると考えたヒュドラムは、関西弁を話す怪獣・バリガイラーを地球に呼び寄せる。ヒュドラムは、順番待ちで購入には200年かかる、きさらぎ星の「彗星まんじゅう」1000年分と引き換えに、ユナを誘拐してくるよう、バリガイラーに持ち掛ける。

そのころ、ユナはユザレの力を使ったことによる精神エネルギーの消耗により、3日間眠り続けていた。地球を守るためにも、ユナを闇の巨人たちに渡さないと決意するケンゴとヒジリ アキト。しかし、そのやりとりを見ていた宇宙のトレジャーハンター・イグニスは、「ユナは守られる一方の、か弱い存在じゃない」と言うのだった。

すると、街にバリガイラーが出現。電撃を放って暴れはじめた。敵はユザレ(=ユナ)を探していることに気づいたケンゴは、ウルトラマントリガーに変身して戦いを開始する。ヒュドラムから、ユザレの仲間にウルトラマントリガーがいることを聞いていたバリガイラー。トリガーから攻撃を受けると、その力を認めたのか、しこを踏み、相撲を取ろうとする。それを見たトリガーは、ウルトラマントリガー パワータイプにチェンジ。二体は見合って、ウルトラマンと怪獣の相撲対決がはじまるのだった。互いに、激しい張り手を繰り出すトリガーとバリガイラー。すると、トリガーはバリガイラーのまわしに手をかけ、バリガイラーを投げ飛ばす。
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