1月26日 ウルトラマンA 猛吹雪で村を氷づけにした雪男の正体は?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月26日(1973年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月26日」(1973年)。
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フブギララと戦うウルトラマンA  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1972年4月7日より放送が開始された『ウルトラマンA』は、怪獣を超える怪獣である「超獣」を送りこむ異次元人ヤプールと戦うため、超獣攻撃隊TAC(タック)の隊員となった北斗星司と南 夕子がウルトラタッチでウルトラマンAに変身。夕子が月星人の仲間のもとへ帰った後は、北斗が一人で変身し、必殺のメタリウム光線や、バーチカルギロチンをはじめとした多彩な切断技などを駆使して、超獣を次々と撃破していく。

スキーにやってきた北斗と梅津姉弟。しかし、急に天候が荒れ、雪男出現の騒ぎが起きはじめる。雪男の正体は、雪山に住みつく「仙人」と呼ばれる男性が、宇宙生物に取り憑かれたことで変身したフブギララだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

雪男の足跡が発見される!?

1973年1月26日は『ウルトラマンA』第43話「冬の怪奇シリーズ 怪談 雪男の叫び!」が放送された日です。休日を利用し梅津ダン、香代子の姉弟とスキーに訪れた北斗。すると、地元の住民から「変な男を見なかったか」と尋ねられる。なんでも、このスキー場には「仙人」と呼ばれる男性が住みついており、冬になると里に下りてきて悪さをするらしい。

一方、住民たちから追われ、彼らを疎ましく思う仙人は、仕返しをするために、念を送るような奇妙なしぐさを見せる。すると、山の中から吹雪が発生するが、それは仙人が呼び寄せたものではなかった。仙人は助けを求めるが、その吹雪に飲まれてしまう。

その後、北斗たちは急な吹雪に見舞われ、バンガローに避難していた。すると、外は猛吹雪であるのにもかかわらず、ラジオからは何故か「快晴で無風」という放送が流れる。そして、窓の外を見ていた別の客が、「雪男を見た」と騒ぎはじめた。

北斗はTACに連絡をするが、何も異常はないらしい。すると、この短い間に吹雪が止んでしまう。客たちは外に出ると、そこには巨大な足跡があった。その足跡について、住民の多くは仙人のいたずらだと考えていたが、ふたりの男は本物の雪男の足跡かもしれないと考え、後を追う。すると、超獣・フブギララが現れてふたりを襲った。
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